最新記事

富豪

世界長者番付、アマゾンのジェフ・ベゾスCEO4年連続トップ 29位にソフトバンク孫正義

2021年4月7日(水)08時50分

4月6日、米誌フォーブスは2021年版の世界の長者番付を発表した。米インターネット通販大手アマゾン・ドットコムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が保有資産1770億ドルとなり、4年連続で首位をキープした。写真は2018年9月、ワシントンで会合に出席するベゾス氏(2021年 ロイター/Joshua Roberts)

米誌フォーブスは6日、2021年版の世界の長者番付を発表した。米インターネット通販大手アマゾン・ドットコムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が保有資産1770億ドルとなり、4年連続で首位をキープした。

新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)により世界経済が混乱し、世界中で人々の生活が脅かされる中、超富裕層の資産はなお拡大。資産10億ドル以上の富豪は2755人で、前年から660人増えたほか、資産の合計額も13兆1000億ドルと前年の8兆ドルから増加した。(訂正)

資産2位は米電気自動車(EV)メーカー、テスラCEOのイーロン・マスク氏で1510億ドル。3位は仏高級ブランドグループ、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)会長のベルナール・アルノー氏で1500億ドルだった。一方、著名投資家のウォーレン・バフェット氏は6位と、約20年ぶりにトップ5から外れた。

日本勢では、29位にソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(資産454億ドル)、31位に衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(同441億ドル)らが入った。

*本文2段落目の「前年を8兆ドル上回った」を「前年の8兆ドルから増加した」に訂正しました。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...



今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

豪、米から超音速ミサイル購入へ 国防支出へのコミッ

ビジネス

物価目標の実現は「目前に」、FRBの動向を注視=高

ビジネス

FRB監督・規制部門責任者が退職へ、早期退職制度で

ビジネス

午前の日経平均は小幅続落、売買交錯で方向感出ず 米
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    ワニに襲われた直後の「現場映像」に緊張走る...捜索隊が発見した「衝撃の痕跡」
  • 3
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 4
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 5
    米軍が「米本土への前例なき脅威」と呼ぶ中国「ロケ…
  • 6
    熱中症対策の決定打が、どうして日本では普及しない…
  • 7
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 10
    「22歳のド素人」がテロ対策トップに...アメリカが「…
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 5
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 6
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 9
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 10
    韓国が「養子輸出大国だった」という不都合すぎる事…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中