コラム

アラスカ米ロ会談が「プーチン完勝」だった訳...ロシア側は勝利に高笑い

2025年09月04日(木)17時15分

④プーチンのトロール(ネット上の荒らし)行為は有名だが、この首脳会談で頂点に達した。日本などの関係国が発言権のないまま領土を取り上げられたヤルタ会談の再現を望んでいると示唆し、ウクライナ問題での大規模な土地取引に意欲を見せた。

冷戦の勝者の地を踏む一方で、主権国家である隣国から帝国主義的手段で領土を奪い、自国の威信と土地の回復を狙う行動を正当化する──この壮大なトロール行為はロシア国民の間にも広く浸透している。ロシアに住んでいた頃の私の元ルームメイトや学生とのチャットは、首脳会談で面目を失ったアメリカを嘲笑するミームであふれた。ウクライナ戦争に強く反対する少数派のロシア人でさえ、自国の指導者に快哉を叫んでいる。


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サム・ポトリッキオ

Sam Potolicchio ジョージタウン大学教授(グローバル教育ディレクター)、ロシア国家経済・公共政策大統領アカデミー特別教授、プリンストン・レビュー誌が選ぶ「アメリカ最高の教授」の1人

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