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「史上最高のFRB議長」誕生か――ケビン・ウォーシュはリスクヘッジの達人
ウォーシュはFRB理事時代に金融危機対策で実績を積んだ BRENDAN MCDERMIDーREUTERS
<ゴールドマン・サックス元CEOが「動じない人物」と評するケビン・ウォーシュとは? アメリカ政財界の重鎮たちが語った次期FRB議長の「人間性」>
トランプ米大統領は次期FRB(米連邦準備理事会)議長に指名したケビン・ウォーシュに、史上最高のFRB議長になり得る「理想的な人材」だと最高級の賛辞を贈った。
トランプは言葉を正確に選ぶタイプではないが、この称賛は的を射ている。ウォーシュはニューヨーク州オールバニ出身。妻は化粧品大手エスティローダー創業者の孫娘で、義父はトランプにグリーンランド買収を最初に進言した人物だ。
スタンフォード、ハーバードという2つの名門大学の学位を持ち、史上最年少の35歳でFRB理事に就任。その輝かしい経歴はエリート層も絶賛する。信用格付け機関ムーディーズの主任エコノミスト、マーク・ザンディは「次期FRB議長の最重要課題は中央銀行の独立性維持。ケビン以上の適任者はいない」と断言した。
2006年、FRB理事承認をめぐる米上院の審議で民主党議員が口にした人物評は、ウォーシュを世界最強の金融政策責任者の候補に押し上げた人間性を的確に表現していたと言えそうだ。「本当に稀有な存在だ。政策をめぐる意見が対立したときでさえ、ケビンは常に驚くほどバランス感覚に優れ、公平で思慮深く明晰だった。あれほど賢く聡明な人物が気品まで兼ね備えていることに、常に感銘を受けてきた」
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