コラム

米大統領選の現実を見よ――その傲慢さゆえ、民主党は敗北した

2024年11月21日(木)16時00分

一方で、白人を除く全ての層では支持が低下した。つまり民主党敗北の根本原因は、現実に目を向けない高慢なエリートの党というブランドだ。私が生まれてからずっと、民主党の大統領候補は民間企業の経験がない学者や弁護士、キャリア政治家だった。

とはいえ、全てが失われたわけではない。民主党は26年の中間選挙では勝つ可能性が高い。トランプは投票率の低い有権者を投票に向かわせる、という特異な形で選挙の様相を一変させた。彼らはトランプが出なければ投票に行かない。22年の中間選挙で民主党が善戦したのはそのためだ。


民主党は党の基本姿勢を定義し直すのか、傲慢なまま次の大統領選でJ・D・バンス次期副大統領や次期国連大使に指名されたエリス・ステファニクに負けるのか。今はトランプよりも傲慢さが最大の敵だ。

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サム・ポトリッキオ

Sam Potolicchio ジョージタウン大学教授(グローバル教育ディレクター)、ロシア国家経済・公共政策大統領アカデミー特別教授、プリンストン・レビュー誌が選ぶ「アメリカ最高の教授」の1人

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