コラム

ベンチャーの成功要因で最も重要なのは、タイミングだった/In denial(~を否定している)

2015年11月25日(水)15時42分

登場するボキャブラリー

【startup】創業したばかりの会社、ベンチャー企業。英語にはnew venturesという表現もありますが、startupの使用率は圧倒的に多いので、こちらの方が自然に聞こえます。Startupには、単なる小企業ではなく、影響力を発揮して大企業に成長する見込みのある会社を示すニュアンスがあります。

【unlock】解き放つ、引き出す。活かされなかったことを活かせるようにする。グロス氏は、ベンチャー企業が人間の可能性をunlockできると語っています。

【aha moment】目からうろこが落ちる瞬間、問題の答えが突然ひらめいたときなどの「なるほど!」と思う瞬間。グロス氏によると、起業家はアイデアの生成やaha momentを重視しがちですが、ベンチャー企業が成功するためにはほかの要素も大切にしなければならないそうです。

【equity incentives】株主資本を入手してその価値があがる可能性というインセンティブ。グロス氏はequity incentivesが提供されるシステムを、ベンチャー企業の可能性を裏付けるものの一つとして挙げています。

【traction】牽引力、動き出して勢いを持つこと。シリコンバレーでベンチャー企業の成長が本格的になってきていることを説明するために、この言葉が頻繁に使われています。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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