コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ニューヨーク・フィルの「iPhone 着信音事件」、その時指揮者は?

 昨年末にご紹介した小澤征爾氏と村上春樹氏の対談本について、一点気になる部分がありました。それは往年の巨匠レナード・バーンスタイン(『ウェス

2012.01.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

尾崎豊の再評価が不要な理由

 アメリカには成人式というものがありません。18才で法的に成人する若者に、社会全体で期待をしたり説教をしたりという習慣はないのです。成人式的

2012.01.11
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「異端児ロン・ポール」の専売ではない在日米軍廃止論、日本はどう対処すべきか?

 2012年の早々1月5日に、オバマ大統領は「新国防戦略」として中長期的な軍縮方針を示しています。二正面作戦は前提としない、軍事的な重点地域

2012.01.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「村上春樹による小澤征爾インタビュー」はどこが凄いのか?

 この年末年始に読むべき本を1冊だけ挙げるとしたら『小澤征爾さんと、音楽について話をする』というタイトルで新潮社から出ている、小澤征爾氏に対

2011.12.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

北朝鮮の混乱に備える4つのメモ

 北朝鮮の金正日総書記の死去が発表されました。この国の行く末を含めて、北東アジアに混乱が生じる可能性はゼロではありません。その場合に、日本と

2011.12.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

人工知能開発の目標が「東大合格?」というプロジェクトへの違和感

 国立情報学研究所という研究所が12月14日(水)に「人工頭脳プロジェクト」キックオフシンポジウムを開催し「具体的なベンチマークとして、20

2011.12.19
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支持率調査のグラフに見る政治の「困難」とは?

 野田内閣の支持率が低下し、不支持の方が上回ったという報道が今週の前半に流れました。解説としてはTPPや消費税などの問題が影響しているという

2011.12.16
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「坂の上の雲」と現代アメリカの「戦争」

 NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の最終第3部が始まりました。このドラマに関しては映像化を封印した著者の意図を著作権継承者が翻すことの

2011.12.12
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遠ざかる「パールハーバー」、ヒロシマはどうなる?

 70周年は静かに過ぎていきました。20世紀までは常にアメリカにとって12月7日のヘッドラインを独占していた「真珠湾記念日」ですが、21世紀

2011.12.09
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オリンパス事件と「国境」

 ウッドフォード元社長には「期待できない」と言われていた第三者委員会ですが、とりあえず過去3代の社長の関与を指摘し、刑事告発もするというので

2011.12.07
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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