コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オリンパス事件を受けて正義を考える

 オリンパス事件を受けて、日本企業の統治が問われているという話はよく聞きます。ですが、問題なのは企業経営者だけではないように思います。日本社

2011.11.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オリンパス事件、それでも残る疑問とは?

 実際の価値とかけ離れた巨額の企業買収費用や、常識はずれのアドバイザー料支払いなどで、少なくとも1200億円というカネが「消えた」オリンパス

2011.11.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

寒冷地の忍耐、異常気象続くアメリカ東北部

 21世紀に入ってからアメリカでは、サマータイムの期間が延長されており11月に入ったこの週末、やっと冬時間に移行しました。この時期の日照時間

2011.11.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカは「第三世界に堕ちる」のか?

 先週は米国東北部を季節外れの雪が襲い「ウォール街占拠デモ」も一旦は撤収したのですが、今週は再開の動きがあります。例えば、私の近所のフィラデ

2011.11.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

現代社会では直接民主制は機能しないという3つの理由とは?

 それにしても、ギリシャのパパンドレウ首相の声明には驚きました。一旦合意したはずの国家債務処理スキームに関して改めて国民投票にかけるというの

2011.11.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

それでも次の季節へ進むアメリカ

 今日(10月31日)はハロウィンで、日が暮れると多くの子供達がキャンディーを求めて家から家を仮装して練り歩くことになるでしょう。そのハロウ

2011.10.31
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

企業スキャンダルの温床はどこにあるのか?

 その後、大王製紙の事件は前会長のカジノでの損失が原因ということで、会社が前会長を刑事告訴することになり方向性が見えてきました。一方で、オリ

2011.10.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカにもある「オレ流」と「タニマチ」の不幸な関係

 私は中日ファンではありませんが、「優勝してしまうとクビにできないから」とペナント争いの一番重要な時期に「契約更新はしない」という「解任」が

2011.10.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「カダフィの首」の「値段」を気にするアメリカのアジア政策とは?

 死亡の確認されたリビアの独裁者カダフィ大佐に関しては、難民のような生活をして潜伏していたとか、この種の出来事にありがちな「真相」記事が多く

2011.10.24
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

カダフィ「死亡」でオバマは窮地を脱するか?

 アメリカとしては「生きて捕縛せよ」ということだったのですが、結局は拘束の過程で死亡ということになりました。手を下したのは誰なのかは現時点で

2011.10.21
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...装いの「ある点」めぐってネット騒然
  • 2
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 3
    「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月29日、ハーバード大教授「休暇はXデーの前に」
  • 4
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 5
    為替は先が読みにくい?「ドル以外」に目を向けると…
  • 6
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 7
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 8
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 9
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 10
    【ムカつく、落ち込む】感情に振り回されず、気楽に…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 8
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 9
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 10
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中