- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 被爆70年の日米の核軍縮政策を考える
被爆70年の日米の核軍縮政策を考える
そして今年は実現しませんでしたが、「オバマ大統領の広島・長崎献花」についても、任期の最終年にあたる来年、2016年8月にはより実現に向けた環境が整うように思います。そのためにも、今年12月に、安倍首相による「真珠湾献花」を実現させたいところです。これはジャーナリストの松尾文夫氏が長年提唱し続けている「相互献花外交」に他なりません。
「プラハ演説」後のずいぶん長い間、遅々として進まないように見えた「オバマ大統領の核軍縮政策」ですが、仮にこのイランとの合意について、議会で批准されれば歴史に残る功績になると思います。
さて、一方の日本政府の動きですが、安倍政権に関して言えば、例えば2013年の9月26日に、安倍首相が参加中であった第68回国連総会の「核軍縮に関するハイレベル会合」で行った演説が思い起こされます。
まずなんと言っても、この演説では安倍首相は「非核三原則」の堅持を国際社会へ向けて強く宣言しています。また、2020年に東京でオリンピックの開催が決定したことに触れ、この東京五輪の期間中に広島・長崎の平和式典が行われることから「世界の皆さんと平和について考えるスポーツの祭典にしたい」とも述べています。
さらに、被爆国の立場から核拡散防止条約(NPT)の第3回再検討会議への強い期待感や、米ロ間で進んでいる核弾頭削減交渉に関して、もっと踏み込むようにというメッセージまで加えていました。また、この時の「国連首脳外交」の一環として、安倍首相は選出されたばかりのイランのロウハニ大統領と会談して、直接本人に対して核兵器開発の中止を求めています。
安倍政権の核軍縮政策に関しては、こうした姿勢が原点にあり、そこに「ブレ」はないと思います。確かに首相となる以前の安倍首相は故中川昭一氏などと共に「核武装論議を禁ずるべきではない」という立場からの発言もしていましたが、政権を担って以降は、現在の第二次政権に至るまで「核軍縮」の立場で一貫していると思います。
日本の、あるいは安倍政権の核軍縮政策に関して、私は今でもまったく「ブレ」はないと思っていますが、ここ数カ月の動きを見ていますと、
国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の「保守性」 2025.10.22
日本の次期首相に絶対的に必要なのは「円を守り抜く信念」 2025.10.15
いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う時代 2025.10.08
AI就職氷河期が米Z世代を直撃している 2025.10.01
クールジャパン戦略は破綻したのか 2025.09.24
日本の新政権が向き合うべき、安全保障の「ねじれ」というアキレス腱 2025.09.17
「物価高対策と財政規律の間の最適解」──ポスト石破に求められる最重要課題 2025.09.10
-
外資金融機関での施設警備年収472万可能/経験歓迎/高時給/賞与支給/年齢不問/社会保険完備
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 年収442万4,000円~472万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備スタッフ年収472万可能/未経験歓迎/警備経験/経験者歓迎
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 年収442万4,000円~472万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備員/未経験歓迎/簡単な作業/夜勤あり/交通費規定支給/経験スタッフ
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備スタッフ/資格不問/高収入/経験者/経験スタッフ/未経験歓迎
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員






