プレスリリース

デジタル・インフォメーション・テクノロジー社が、組込み機器向けセキュリティ対策ソリューション(RezOT)を開発

2025年09月24日(水)11時00分
独立系システムインテグレーターであるデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:市川 聡、東証プライム市場、証券コード 3916、以下「DIT」)は、産業分野に多数の知見・経験・実績を持つパートナー企業様の様々な助言を受けつつ、組込み機器向けセキュリティ対策ソリューション(RezOT:レジオット)を開発致しました。
RezOT:Resilient Operational Technology


■背景
ネットワークに接続される組込み機器が急増している中、IoT化した組込み機器に対するサイバー攻撃が増加しているのは周知のとおりで、ネットワークからのサイバー攻撃の脅威に対して設計製造段階から組込み機器やシステムの脆弱性を排除し、安全性を高める設計方法としてセキュリティ・バイ・デザインの考え方が重要になっています。

サイバーセキュリティ対応においては、設計段階での対策だけでは対応しきれなく、運用段階での対応(サイバー攻撃による被害発生の検知と迅速な対応)も考慮した設計が求められています。一方、脆弱性はいつ発生するか事前予測をする事が困難であるうえに、サイバー攻撃による被害の検知、及び迅速な対応は非常に困難であるのが現状です。

その様な状況の中、サイバー攻撃に対する対策は、急務であり、NIST CSF(サイバーセキュリティフレーム)でも提唱されているように、特定・防御だけではなく、検知・対応・復旧までが行えるセキュリティ対策が非常に重要となっています。

DITは、業務系・組込み系のシステム開発に強みを持つ独立系システムインテグレーターであり、セキュリティ事業に関しては20年以上自社製品を軸に取り組んでおり、独自開発した技術を使用した、システムに対する改ざんを瞬時に検知・復旧する「WebARGUS(ウェブアルゴス)」などのセキュリティ製品を積極的に推進し、多数の導入実績を持っております。

DITはこの度、独自開発した技術をメモリ安全性に優れ、IoT機器での活用も進んでいるRUST言語を用いてNIST CSFで提唱されている検知・対応・復旧ができる組込み機器向けセキュリティ対策ソリューション(RezOT:レジオット)を開発致しました。

NIST CSF:米国標準技術研究所(NIST)が作成した「重要インフラのサイバーセキュリティ対策を改善するためのフレームワーク」です。日本でも多くの企業・組織がサイバーセキュリティ対策を向上させるための指針として参照しています。


■今後の取組み
DITは今後も組込み機器向け製品の機能拡張、及び様々なプラットフォームへの対応を継続的に行い、様々な機器への製品対応を進めてまいります。
また、助言を頂いているパートナー企業様とRezOTの市場投入に向け、共に取り組んでまいります。


■デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社について
業務系・組込み開発を安定基盤とする独立系IT企業で15期連続増収増益を達成しています。システム改ざんを瞬間検知・瞬間復旧するセキュリティ商品 WebARGUS「ウェブアルゴス」や、働き方改革を支援する業務自動化プラットフォーム商品 xoBlos(R)「ゾブロス」といった独自商品で更なる成長を図ります。
(企業HP: https://www.ditgroup.jp )


【会社概要】
社名 : デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
上場市場 : 東証プライム(証券コード 3916)
本社所在地: 東京都中央区八丁堀 4-5-4 FORECAST 桜橋5階
代表者 : 代表取締役社長執行役員 市川 聡
設立 : 2002年1月4日
資本金 : 4億5千3百万円(2025年6月末時点)
売上高 : 241億5千万円(2025年6月期)
URL : https://www.ditgroup.jp/
事業内容 : ソフトウェア開発事業
企業紹介 : 業務系・組込み開発を安定基盤とする独立系IT企業で
15期連続増収増益を達成。
Web改ざんを瞬間検知・瞬間復旧するセキュリティ商品
WebARGUS「ウェブアルゴス」や、働き方改革を支援する
業務自動化プラットフォーム商品 xoBlos「ゾブロス」
といった独自商品で更なる成長を図る。


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プレスリリース提供元:@Press
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