プレスリリース

日本心筋保護研究会監修 『開心術中心筋保護法ガイドライン』期間限定キャンペーン

2025年07月30日(水)11時00分
株式会社国際文献社(本社:東京都新宿区、代表取締役:笠井 健)は、一般社団法人 日本心筋保護研究会(所在地:東京都港区、代表理事:山本 浩史)が発行する書籍『開心術中心筋保護法の選択および実践のガイドライン』について、2025年9月末日までの期間限定で割引キャンペーンを実施いたします(詳細: https://shinkin.pages.dev )。
本書は、日本の心臓手術における「心筋保護法」の施設間格差是正と医療安全の向上を目指し、国内5つの主要学会が結集して策定した画期的なガイドラインです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/443091/LL_img_443091_1.jpg
『開心術中心筋保護法の選択および実践のガイドライン』 書影

■背景
<心臓外科医療における長年の課題>
心臓外科手術の成否を左右する心筋保護法は、これまで施設や術者ごとに多様な方法が採用されてきました。この「多様性」と「格差」が、医療安全上の大きな課題となっていました。本ガイドラインは、この課題に応えるべく、科学的根拠に基づいた客観的な指針を提示します。


■本書の3つの画期的なポイント
1. 国際的にも先駆的な「ゆるやかな臨床指針」を提唱
画一的な「標準化」ではなく、各心筋保護法の有効性とリスクを科学的に評価し、臨床で許容すべき「柔軟な許容域」を明記。施設の独自性を尊重しつつ、逸脱した手法には厳守すべき禁止事項を定めることで、安全性と柔軟性を両立させる、世界でも新しいアプローチを提案しています。

2. 医療安全を強化する「Safety Level分類」という新たな基準
適応外使用の可能性がある心筋保護液に対して、「Safety Level分類」を導入。リスクと有効性に基づき、施設ごとの使用判断をサポートし、患者の安全確保に寄与します。

3. 多職種連携による、日常の診療現場で即活用できる実践知
心臓外科医、麻酔科医、臨床工学技士などが協働し、日常の疑問を即解決する「Clinical Question(CQ)」形式を採用。成人・小児・低侵襲心臓手術(MICS)まで幅広い症例をカバーします。

本書は、経験則に頼りがちだった心筋保護の実践に、科学的・倫理的な基盤を提供するものであり、日本の心臓手術の質をさらに高めるための必携書です。


■目次(抜粋)
第1章 総論
第2章 臨床的心筋保護法の基礎理論と臨床指針
第3章 各種術式・疾患・病態における心筋保護法
第4章 小児心筋保護法の特殊性と選択基準
第5章 心筋保護法の実践と運用指針
第6章 灌流装置の管理と記録の標準化
第7章 術中監視と周術期管理
第8章 臨床倫理と新技術導入の基準
付表・文献


■書籍概要
書籍名 :開心術中心筋保護法の選択および実践のガイドライン
編集 :日本心筋保護ガイドライン合同研究班
構成学会 :日本心筋保護研究会 / 日本胸部外科研究会 / 日本心臓血管外科学会 /
日本心臓血管麻酔学会 / 日本体外循環技術医学会
発行 :一般社団法人 日本心筋保護研究会
発売 :株式会社国際文献社
ISBN :978-4-910603-35-3
判型・頁数:A4変型(210×276mm)/ 347ページ /オールカラー

書籍詳細・ご購入はこちら: https://shinkin.pages.dev/


■キャンペーン概要
対象書籍: 開心術中心筋保護法の選択および実践のガイドライン
割引価格: 通常価格 9,900円(税込)→キャンペーン価格 8,800円(税込)
実施期間: 2025年7月25日(金)~9月30日(火)

※文責:株式会社国際文献社


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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