プレスリリース
竹田健康財団とNTTドコモビジネス、地域医療の課題解決に向けた実証実験を開始
2025年07月30日(水)11時00分
一般財団法人竹田健康財団(以下 竹田健康財団)とNTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)は、日本の地域社会が抱える高齢化の進行、高齢者の孤立、医療提供における地域格差といった喫緊の課題に対し、地域住民のWell-being向上に貢献することを目的に、プラットフォームの構築や生成AIを活用した高齢者のコミュニティづくりなどを通じた実証実験(以下 本実証実験)を開始いたします。
1.背景
日本全体で急速に進む高齢化は、特に地方において深刻な課題をもたらしています。地域における高齢者の孤立、生活インフラへのアクセスの困難さ、そして生産年齢人口減少化における医療介護提供体制維持のためには従事者数の確保と働き方改革が必要であり、早急に解決すべき社会課題が山積しています。竹田健康財団は、地域の中核病院である竹田綜合病院を中心に、住民の健康を支える重要な役割を担っています。NTTドコモビジネスは、先進的な通信技術や生成AIを含むデジタルソリューションの提供を通じて、社会課題の解決に取り組んできました。
本実証実験は、「家から出られなくても孤独にならない仕組み」の構築を最優先テーマとし、高齢化が進む福島県会津若松市において、高齢者のコミュニケーションの維持・促進を図ります。さらに、介護予防をはじめとした生活支援サービスの拡充を通じて、健康寿命の延伸をめざします。単なる情報配信にとどまらず、地域の高齢者の日常に自然に溶け込み、継続的に利用されるAIを活用した地域コミュニティプラットフォームの構築をめざします。
2.本実証実験の概要
本実証実験では、地域住民同士の日常的なコミュニケーションを維持・促進するためのAIを活用した地域コミュニティプラットフォームを整備し、以下の取り組みを共同で実施します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/444552/img_444552_1.png
STEP1では具体的に以下2点に取り組み、STEP2では医療・介護分野や自治体との連携を強化し、ICTツールの活用を促進します。
(1) 地域コミュニケーション活性化のためのプラットフォーム構築
株式会社チカクが開発し、株式会社NTTドコモが提供するビデオ通話サービス「ちかく(R)」を活用し、地域住民が気軽に交流できる井戸端会議をオンラインで実現します。自宅にいながら地域コミュニティに参加できる仕組みを構築し、社会参加を促進します。
(2) 介護予防に向けたバイタルデータの活用
ウェアラブルウォッチなどから取得されるバイタルデータを活用し、見守り機能や健康管理支援の実証を行います。写真共有や自宅のテレビ画面への投影など、日常的に使いやすい機能を組み合わせることで、デジタルツールへの抵抗感を軽減し、継続的な健康データの取得をめざします。
■実証フィールド
福島県会津若松市内
■実証期間
2025年下半期
■各社の役割
・竹田健康財団
会津若松市において、地域医療の中核病院として住民の健康維持・向上に貢献してきた知見と、東北最大級のリハビリテーション専門職が在籍する介護予防分野での豊富な実績を活かし、実証実験の内容に関する助言や、地域内の関係機関との橋渡し役を担います。
・NTTドコモビジネス
ICTに関する専門的な知見と、医療DX分野での豊富な活動実績を活かし、プラットフォームの構築および実験結果の整理・分析および成果の取りまとめ役を担います。
3.今後の展開
本実証実験を通じて得られた知見や成果は、地域包括ケアシステムを支えるプラットフォームの強化、そのプラットフォーム上での行政と連携した医療介護の提供、そして地域課題解決に向けた新たなデジタルサービスの創出に活用してまいります。本実証の成功事例をモデルとして他地域へも展開し、日本全国の高齢化社会における課題解決に貢献し、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現をめざします。
「ちかく(R)」:NTTドコモが提供するテレビ電話と見守り機能を組み合わせたコミュニケーションサービスです。(ちかく|見守りよりも、やさしい選択。|NTTドコモ)
https://ssw.web.docomo.ne.jp/chikaku/
「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律分散型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/444552/img_444552_2.jpg
https://www.ntt.com/about-us/nttdocomobusiness.html
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プレスリリース提供元:@Press
1.背景
日本全体で急速に進む高齢化は、特に地方において深刻な課題をもたらしています。地域における高齢者の孤立、生活インフラへのアクセスの困難さ、そして生産年齢人口減少化における医療介護提供体制維持のためには従事者数の確保と働き方改革が必要であり、早急に解決すべき社会課題が山積しています。竹田健康財団は、地域の中核病院である竹田綜合病院を中心に、住民の健康を支える重要な役割を担っています。NTTドコモビジネスは、先進的な通信技術や生成AIを含むデジタルソリューションの提供を通じて、社会課題の解決に取り組んできました。
本実証実験は、「家から出られなくても孤独にならない仕組み」の構築を最優先テーマとし、高齢化が進む福島県会津若松市において、高齢者のコミュニケーションの維持・促進を図ります。さらに、介護予防をはじめとした生活支援サービスの拡充を通じて、健康寿命の延伸をめざします。単なる情報配信にとどまらず、地域の高齢者の日常に自然に溶け込み、継続的に利用されるAIを活用した地域コミュニティプラットフォームの構築をめざします。
2.本実証実験の概要
本実証実験では、地域住民同士の日常的なコミュニケーションを維持・促進するためのAIを活用した地域コミュニティプラットフォームを整備し、以下の取り組みを共同で実施します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/444552/img_444552_1.png
STEP1では具体的に以下2点に取り組み、STEP2では医療・介護分野や自治体との連携を強化し、ICTツールの活用を促進します。
(1) 地域コミュニケーション活性化のためのプラットフォーム構築
株式会社チカクが開発し、株式会社NTTドコモが提供するビデオ通話サービス「ちかく(R)」を活用し、地域住民が気軽に交流できる井戸端会議をオンラインで実現します。自宅にいながら地域コミュニティに参加できる仕組みを構築し、社会参加を促進します。
(2) 介護予防に向けたバイタルデータの活用
ウェアラブルウォッチなどから取得されるバイタルデータを活用し、見守り機能や健康管理支援の実証を行います。写真共有や自宅のテレビ画面への投影など、日常的に使いやすい機能を組み合わせることで、デジタルツールへの抵抗感を軽減し、継続的な健康データの取得をめざします。
■実証フィールド
福島県会津若松市内
■実証期間
2025年下半期
■各社の役割
・竹田健康財団
会津若松市において、地域医療の中核病院として住民の健康維持・向上に貢献してきた知見と、東北最大級のリハビリテーション専門職が在籍する介護予防分野での豊富な実績を活かし、実証実験の内容に関する助言や、地域内の関係機関との橋渡し役を担います。
・NTTドコモビジネス
ICTに関する専門的な知見と、医療DX分野での豊富な活動実績を活かし、プラットフォームの構築および実験結果の整理・分析および成果の取りまとめ役を担います。
3.今後の展開
本実証実験を通じて得られた知見や成果は、地域包括ケアシステムを支えるプラットフォームの強化、そのプラットフォーム上での行政と連携した医療介護の提供、そして地域課題解決に向けた新たなデジタルサービスの創出に活用してまいります。本実証の成功事例をモデルとして他地域へも展開し、日本全国の高齢化社会における課題解決に貢献し、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現をめざします。
「ちかく(R)」:NTTドコモが提供するテレビ電話と見守り機能を組み合わせたコミュニケーションサービスです。(ちかく|見守りよりも、やさしい選択。|NTTドコモ)
https://ssw.web.docomo.ne.jp/chikaku/
「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律分散型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/444552/img_444552_2.jpg
https://www.ntt.com/about-us/nttdocomobusiness.html
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