プレスリリース

ブレインパッド、データ活用の起点となる「ダッシュボード構築プログラム」を提供開始

2025年06月30日(月)14時00分
株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 関口 朋宏、以下:ブレインパッド)は、本日、自社内のデータ活用の起点となる"データの可視化・ビジュアル化と基礎分析"を目的とする、ビジネス・インテリジェンス(BI)ツール(*1)を用いた「実践型ダッシュボード構築支援プログラム」の提供開始を発表します。
本プログラムは、7月1日より提供開始します。

●実践型ダッシュボード構築支援プログラムの資料はこちらよりダウンロードいただけます。
https://www.brainpad.co.jp/all/dashboard_development_program.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/441143/img_441143_1.jpg

■実践型ダッシュボード構築支援プログラムの開発背景
ブレインパッドは、米・Tableau Software社との販売代理店契約の締結(2014年)をはじめ各クラウドベンダーとの提携を通じて、業界を問わず多くの企業へBIツールの導入によるデータ活用の第一歩を支援してきました。当社に支援を求める企業からは、「せっかくBIツールの操作を習得しても"なんとなく作ってみた"というレベルに留まりがちである」、「意思決定に必要な視点やストーリーが不足しており、ビジネスへ活かせていない」という悩みや、「実務で活用しようとしてもデータの欠損や利用制限から思い描いたダッシュボードを構築できない」という課題が寄せられています。
加えて、活用の対象となるデータの種類や量がますます増大する中で、改めて各種データを効率的かつ実用的に可視化することへのニーズが顕在化してきていると考えます。

そこでブレインパッドは、知識ゼロからでも約3か月間で実務に活かせるダッシュボードを構築できるようになる「実践型ダッシュボード構築支援プログラム」の提供を開始することとしました。

■実践型ダッシュボード構築支援プログラムの内容
本プログラムは4段階から構成され、前半の第1段階・第2段階では、座学や演習を通じて、BIツールの操作スキルやダッシュボードの構築に関する基礎知識を習得します。後半は、第3段階としてダッシュボード構築のハンズオンを行い、仕上げの第4段階として2か月間にわたるブートキャンプを行います。ブートキャンプでは、ブレインパッドの専門家による伴走型の支援のもとで受講者自身が課題を設定し、要件設計からデータ抽出、加工、ボート構築まで自立的に進めていきます。
以上のプログラムを通じ、データの質・量や自社のIT環境上の制約などの各社固有の課題が考慮されたダッシュボードの最適解が生まれます。そしてプログラム終了後も、担当者が自立的に、自部署の課題解決に資するダッシュボードを構築できるようになることを目指します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/441143/img_441143_2.jpg

ブレインパッドは、本プログラムの構築にあたり、BIツールライセンスを多く保有するものの十分な活用に至っていない金融機関のケースを念頭に、演習を構築しました。その過程においては、当社がデータ利活用の高度化を支援している株式会社静岡銀行からもヒアリングを行いました。

●株式会社静岡銀行 DX推進部データサイエンス推進グループからのコメント
静岡銀行では、グループで取り組む第1次中期経営計画「Xover~新時代を拓く」の基本戦略「トランスフォーメーション戦略」のもと、デジタル技術やデータの利活用を通じて、グループ一体での高付加価値営業の実践、経営・営業管理の高度化、迅速化に取り組んでいます。本取り組みにおいては、デジタル人財の育成は重要な施策の一つといえます。
本プログラムは、知識やスキルをもたない段階から受講でき、課題解決に必要な分析要件の立て方、見るべき指標の捉え方を学習したうえで、自社課題に基づいた自立的なダッシュボード構築までを一貫して体験できるオールインワンプログラムであり、デジタル人財の育成に大いに貢献するものと評価しています。
引き続き、ブレインパッド様とともに、データ利活用がもたらす価値の最大化を図り、地域課題の解決力の強化に取り組んでいきたいと思います。

●株式会社ブレインパッド ビジネスインテリジェンス推進室室長 塩見 佳大からのコメント
ビジネスインテリジェンス推進室では、データに基づく意思決定を現場で実践可能にするための仕組みづくりを重視しています。 生成AIが急速に発展するなかでも、"人がデータを理解し、判断する"という営みの重要性は変わりません。ダッシュボードは、そうした人間の意思決定を支えるインターフェースであり、データ活用を現場に根付かせるための中核的な手段です。
本プログラムを通じて、実践的な構築スキルとデータとの向き合い方を、現場起点で身につけていただきたいと考えています。

実務で使えるダッシュボードの内容は業界によって大きく異なります。今後ブレインパッドは、本プログラムを、製造業や小売業界など他の業界向けにも展開していく予定です。

(*1)ビジネス・インテリジェンスツールとは、企業の業務システムなどに蓄積されたデータを、収集・蓄積・分析・加工・可視化して、企業の経営計画や企業戦略などに活用できる形式にまとめるためのツールのこと。

■ご参考情報
●株式会社ブレインパッドについて(https://www.brainpad.co.jp/
(東京証券取引所 プライム市場:証券コード3655)
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:597百万円(2024年6月30日現在)
従業員数:545名(連結、2024年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス

■お問い合わせ先
●製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
e-mail:info@brainpad.co.jp

*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。

以上


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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