バリアフリー教養大学クラウドファンディング、ラストスパート~支援者に無料セミナーを提供。
ラストスパートをお知らせしつつ、特別セミナー「ウィルスとパンデミックからみた現代社会と健康科学~歴史、環境、新型コロナ、そしてHIVエイズ」を5月28日(水)に開催します。
必ずまたやってくるパンデミック。戦争と感染症の関係、貧困と感染症の関係、ワクチン陰謀論などについて、松田正巳先生(東京家政学院大学名誉教授、公益財団法人生存科学研究所常務理事 保健学博士)にご講義をいただきます。手話通訳、文字通訳(PCテイク)、テキストデータ、視覚資料の言語化資料等、どんな障害のある人にも平等に情報を提供します。
■開催概要
名称 : バリアフリー教養セミナー
開催日時: 2025年5月28日19:30~21:00
URL : https://forms.gle/N3cWA7o4r2xcphmi8
お申込みいただくとZoomの情報が届きます。
情報保障のご希望も記載いただければ、
資料のテキストデータ版等を事前にお送りします。
■松田正己先生 プロフィール
東京家政学院大学名誉教授、公益財団法人生存科学研究所常務理事 保健学博士
【メッセージ】
先日、ガザ地区でご苦労をされている清田先生(パレスチナ保健部長)から、援助物資ももちろん必要ですが、「今、必要なのは『希望』です」ということを伺いました。私の母は、中途失明で亡くなるまで17年間を私と共に過ごしましたが、障がい者には「夢、希望」が大切であることを常日頃、言っていたことを思い出しました。母が生きていたら、こんな大学で学びたかったであろうなと思います。バリアフリー教養大学は、「こんなことができたらいいな、あったらいいな」という夢や希望を叶えるために作られるのだと思います。どうぞ、障がい者や、学習の場が必要な方達の希望を支えてください。
■バリアフリー教養大学について
バリアフリー教養大学は身体的・文化的・社会的に不利益のあるマイノリティの人たちを主役にした大学です。本学の教育は障害学・ろう文化・盲文化・沖縄文化・アイヌ文化等をコアとし、マイノリティを包摂したリベラルアーツ教育を提供します。寝たきりでも、見えなくても、聞こえなくても、介護があっても、学びやすい完全情報保障付き、フレックスタイム(COIL方式)のオンライン大学です。
■クラウドファンディングについて
これまでもテレビでもおなじみ、ミャンマー研究の第一人者 根本敬先生の「コロナ禍、クーデター、大地震 - 終わらない苦しみのなかでミャンマー国民が目指すもの-」や『沖縄戦の子どもたち』等で著名な沖縄近代史家、沖縄生まれ沖縄育ち、沖縄を心底から愛していらっしゃる川満彰先生による「観光ガイドブックでは見えてこない沖縄の深さ」を全国の支援者の皆さんに提供してきました。今後も返礼品の送付と並行して、人気沸騰のころころ点字バッジのデザイナー桑田知明先生の講義など、貴重なお話を支援者の皆様に無料で提供します。
これからも第二弾、第三弾とクラウドファンディングとセミナーをセットにして、支援の輪を広げていきたいと考えています。それは活動資金を集めるためだけでなく、完全情報保障とはどういうものか、それを必要とするのはどういう方々かを広く社会に周知するためでもあります。
誰もが学べる教育のあり方、誰のことも排除しないリベラルアーツ、日本の学術研究のバリアフリー化を推進していきます。
新設大学では自閉症や知的障害の方々が働いている古本プロジェクトとの連携、誰もが本を読めるデジタルライブラリーの構築も目指しています。次なるクラウドファンディングはこのような、本学に付属する施設および活動のためにご支援をいただこうと考えています。
バリアフリー教養大学は「大学」であり、かつ多様性を重視するインクルーシブコミュニティのモデルでもあるのです。
https://camp-fire.jp/projects/831982/view
https://www.barrierfreeliberalarts.com/
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プレスリリース提供元:@Press