ユニテックス、独自LTFSソフトウェアを追加したWindows用アーカイブソフトウェア「UNITEX ArchiveLT」メジャーバージョンアップを発表
(※)LTFS(Linear Tape File System)とは、磁気テープ内のデータをHDDやUSBメモリなどのデータと同じようにファイル単位で取り扱うことを可能とする機能です。
【商品の概要】
UNITEX ArchiveLTは、大容量データの長期保存を安全に行えるLTOテープへの高速アーカイブ・リトリーブを実現し、さらに独自のデータベースで強力なオフライン検索機能・管理機能を兼ね備えるアーカイブソフトウェアとして、国内外の様々な業界で活用されています。今回のバージョンアップにより、LTOをWindowsエクスプローラ上でドライブとして表示しHDDやUSBと同様に取り扱うことが可能なLTFSソフトウェアを独自に開発しました。これにより、新しいOSや新しいLTO規格への対応が可能となり、使い易さと柔軟性が向上します。
更に、使用用途やシステム規模に応じたライセンスエディション体系(Standard/Enterprise)により、LTOシングルドライブ装置やLTOライブラリ装置のご利用を想定した、より幅広いユーザー様にご活用いただけるアーカイブソフトウェアとなりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/435291/LL_img_435291_1.jpg
UNITEX ArchiveLTによるデータ保護ソリューション
【UNITEX ArchiveLT Ver.2.0.0バージョンアップポイントと特徴】
■LTFSソフトウェア統合
従来、LTFSに必要なソフトウェアが分かれていましたが、今回のバージョンアップにより、ユニテックスが独自開発した「UNITEX LTFS」をUNITEX ArchiveLTに取り込み、LTFSを含むすべての機能がUNITEX ArchiveLTで提供されます。
<UNITEX ArchiveLT Ver.2.0.0に組み込まれる「UNITEX LTFS」の主な特長と改善点>
・Windowsに統合されたLTFS
LTOドライブにLTFSフォーマットされたLTOテープを装填すると自動的に認識され、HDDやUSBメモリと同様にエクスプローラ上にドライブとして表示されます。ドラッグ&ドロップによる読み書きやCOPYコマンドによるファイルコピーが可能となります。
・ロールバック機能
LTFSは追記型ファイルシステムであり、ファイルの削除や上書きを行ってもLTOテープ上のデータは消えず、変更点が追記される事で論理的な更新が行われています。ロールバック機能により、任意の時点にロールバックする事が可能です。これにより、誤った削除やランサムウェアによる書き換えが行われた場合でも、指定した時点のファイルを取り出すことが可能です。
・シームレスなドライブレター割り当て
バックグラウンドでLTOテープのマウント処理を行った後で、ドライブレターの割り当てを行います。これにより従来のLTFSソフトウェアで発生していたマウント処理中にエクスプローラ等が一時的に操作できなくなる問題が解消されました。
・スムーズなLTOテープのイジェクト
テープ排出処理をバックグラウンド処理とすることで、テープ排出時にエクスプローラ等が一時的に操作できなくなる問題が解消されました。
・シャットダウン時の自動テープ排出
LTOテープがマウントされている状態でPCをシャットダウンまたは再起動した場合、自動的にアンマウントしてLTOテープを取り出します。
・従来のLTFS LTOテープとの互換性
従来のソフトウェアで作成されたLTFS LTOテープと互換性があり、記録済みデータの読み込みやデータの追加を行なうことが可能です。また、「UNITEX LTFS」で記録したデータは他のLTFS対応ソフトウェアで読み込むことも可能です。
・Windowsセキュリティ更新プログラム適用によるエクスプローラ使用制限の解消
従来のソフトウェアで発生していた、Windowsセキュリティ更新プログラムの適用によりエクスプローラ上でのファイルコピー操作ができなくなってしまう問題が解消されました。
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UNITEX ArchiveLT LTFS操作画面
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WindowsエクスプローラにおけるLTOドライブ表示画面
■他社LTOドライブのサポートと他デバイスとの連携機能
UNITEX LTOドライブのみならず、他社製のLTOドライブにも対応しています(※)。
さらに、クラウド連携機能、NAS連携機能により、長期保存が必要な大容量データをクラウド・NASからLTOに簡便にアーカイブし、効率的なデータ運用を実現します。また、SONY ODA連携機能により、SONY社のオプティカル・アーカイブとLTO間のデータマイグレーションも容易に実行することが可能です。
(※)検証済みドライブ一覧を掲載予定
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クラウド連携機能
■最新のWindows Server 2025に対応
Windows Server 2025環境において、動作検証実施済みです。
■LTOライブラリ装置対応
UNITEX ArchiveLT Ver.2.0.0とテープオートローダ・ライブラリ装置の組み合わせで、利便性・柔軟性・安全性に優れた大容量データ運用が実現します。アーカイブされたファイル情報をデータベース化し、ライブラリ内の全LTOテープから容易に必要なデータの検索が可能です。さらに、元データと移行先テープの指定のみで、LTO世代混在環境にあっても自動的なLTOドライブ選択/テープ搬送を実現します。詳細は下記URLからご参照ください。
https://www.unitex.co.jp/products/hardware/autoloader/lineup.shtml
■その他特徴
・インクリメンタルアーカイブ機能により、アーカイブを世代管理し、前世代から更新/追加されたファイルのみアーカイブを実施します。
・TARテープアーカイブ機能により、LTOテープへTAR形式でのデータ保存・管理が可能です。
・フォルダ監視機能/スケジュール機能により、フォルダを監視して容量が設定値を超えた時や設定されたスケジュールに合わせて自動的にアーカイブを行うことができます。
・UNITEX ArchiveLTは磁気テープによるデジタル情報の長期保存方法のJIS規格「JIS Z 6019」で規定される最も安全な長期保存の保証レベル3「ファイルごとのバイト単位での比較」を満たしており、大切なデータを安心して長期保存できます。
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インクリメンタルアーカイブ設定画面
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UNITEX ArchiveLT エディション別機能比較
【動作環境】
OS :Windows 10、Windows 11
Windows Server 2016、Windows Server 2019、
Windows Server 2022、Windows Server 2025
CPU :Intel Core i3以上(LTOドライブ数 × 2つのCPUコアを推奨)
メモリ :4GB以上(推奨8GB以上)
上記に加え、LTO(LTFS)テープ1巻のファイル数が
100万ファイル毎に1GBのメモリが必要
(複数台LTO装置で同時に使用する場合は、同時使用LTOテープ分)
ストレージ :管理する総ファイル数が100万ファイル毎に1GBのローカルストレージ
ディスプレイ:解像度WXGA(1,280 × 768)以上が表示可能なディスプレイ
【株式会社ユニテックス 会社概要】
商号 : 株式会社ユニテックス
代表者: 代表取締役社長 小杉 恵美
所在地: 東京都町田市中町2-2-4 ユニテックスビル
設立 : 1990年10月
資本金: 9,000万円
URL : https://www.unitex.co.jp
1990年に設立し、コンピュータストレージが専門分野です。DX化、5G、AI/IoTによってデジタルデータが急増する中、各企業・官公庁等が直面するデータ保存・利活用の課題に対して、当社は自社開発のソフトウェアとハードウェアによる独自のデータ保存・データ変換ソリューションを提供しています。また、販売は国内のみならず海外38カ国に展開しています。
<主要製品カテゴリー>
「世界唯一のUSB LTOデータ保存システム」
「高セキュリティデータ変換・移行を行う金融システムソリューション」
「AI・高性能ロボット搭載のマルチ光ディスクシステム」
「メディアコンバートアウトソーシングサービス」
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ユニテックス
TEL : 050-3386-1242
MAIL: sales@unitex.co.jp
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プレスリリース提供元:@Press
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