国産麦芽・国産の樽造りなど、ジャパニーズウイスキーの新たな可能性に挑むプロジェクトコミュニティ『We Love Whisky』(愛称:Lovesky!!)がFiNANCiE上に7月7日オープン!
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We Love Whisky ロゴ
■2027年北海道に第2樽工場の竣工、国産麦芽栽培への挑戦。有明産業のこれまでとこれから。
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チャーリングの様子
●有明産業のはじまり「経営の危機と再起」
有明産業株式会社の歩みは、1963年に創業者・小田原 俊雄が「小田原商店」を立ち上げ、伏見の酒蔵向けに一升瓶用の木箱の製造・販売を開始したことに始まります。
その後、1973年に小田原 俊雄は自身の故郷近くの有明海にちなんで「有明産業株式会社」と社名を定め、会社を設立しました。
時代の流れと共に木箱の需要が急激に減少したため、大手酒造メーカーの請負業務・物流業に転換するも、派遣法改正の影響により、経営が困難な時代も経験しました。
そんな厳しい状況の中、お取引先から、お酒を熟成するための樽製造の依頼を受けたことが最大の転機となりました。1984年には宮崎県都農町に樽工場を建設し、本格的な製造を開始しました。
以来、国内唯一の洋樽専業メーカーとして熟成用の樽の製造・販売、海外から新樽や中古樽の輸入、樽のメンテナンス事業を続けて40年以上経ちます。
●「樽の有明産業」から「お酒造りのトータルサポート企業」へ
2014年には小田原 伸行が4代目代表取締役に就任し、「現状維持は退化である」という人生観のもと、「時代の変化の一歩先を見据えた経営」へと変革してきました。
樽の製造がメイン事業であった過去から、幅広い樽の要望にお応えしていくため、ミズナラ・サクラ・クリなど、国産材を使用した新樽の製造も開始しました。また、海外原酒の輸入や、酵母・麦芽の提供、設備提案、商品開発に至るまで、蒸留所のサポート事業展開をしています。
さらに、サポート体制強化の一環として、2027年には北海道・旭川に第2樽工場と麦芽の国内生産拠点を竣工予定です。
お客様である蒸留所をあらゆる角度から支え、日本のお酒文化の価値向上に貢献すること、そして国産原材料から造られる"ジャパニーズウイスキー"の実現を目指して、樽メーカーの枠を超えた「お酒のトータルサポート企業」として、さらなる進化を続けていきます。
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トータルサポート
■「We Love Whisky」(Lovesky!!) プロジェクトで見据える未来
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大麦畑
ウイスキーの味わいの6~7割は「樽での熟成」によって決まる――そう言われるほど、樽はウイスキー造りで欠かせない存在です。
私たち有明産業は、単なる容器としての樽を造っているわけではなく、樽が生み出す"味わい"そのものを蒸留所・お客様に届けていると考え、ミズナラをはじめとする国産樽を蒸留所の皆様にご使用いただくことで、ジャパニーズウイスキーに日本ならではの香味とストーリーを提供してきました。
そして2025年、私たちは新たなビジョン「価値ある一杯で人と人がつながる世界へ」を掲げました。
その想いは、次なる挑戦へとつながっています。
私たちは今、これまで海外に依存してきた樽や麦芽を日本国内で持続的に供給し、日本ならではのウイスキー文化を育むための"インフラ"となる――そんな未来を本気で目指しています。
その第一歩が、国産麦芽の生産への挑戦です。
麦芽は、樽に入れる前の原酒の品質を左右する、極めて重要な要素です。
私たちは、樽だけでなく麦芽の国産化にも取り組むことで、お酒への新たな付加価値を生み出せると考えています。
さらに、国内での安定供給を実現することで、ジャパニーズウイスキーの魅力と価値を、より多くの人々へ届けられると信じています。
この取り組みをきっかけに、蒸留所・大麦農家・林業関係者、そしてウイスキー愛溢れるファンの皆様と共に、ジャパニーズウイスキー文化の発展と新たな可能性の創造のために立ち上げたのが、FiNANCiEが運営するプラットフォームコミュニティである「We Love Whisky」です。
数年後に生まれる「価値ある一杯」を蒸留所、そしてご支援くださる皆様と共に育てていく、かつてない一大プロジェクトです。
ぜひ、有明産業と共に「お酒文化のクリエイター」の一員として未来の乾杯を一緒につくっていきましょう!
■代表・小田原のコメント
これまで私たち有明産業は、創業時の木箱製造から洋樽製造に至るまで、一貫してお酒業界に関わってまいりました。
本場スコットランドの蒸留所のマスターブレンダーからも、「ウイスキーの味わいの6~7割は樽で決まる」と言われるほど、樽はウイスキーの味わいにおいて非常に重要な役割を担っています。
近年、ジャパニーズウイスキーのブームを受けて、多くの蒸留所が立ち上がり、樽の需要が高まるとともに、使用する木材のバリエーションや商品の差別化など、求められる価値も変化してきました。
現在では、アメリカンオークやヨーロピアンオークの樽に加え、ジャパニーズオークのミズナラをはじめ、サクラ、クリ、スギ、ヒノキなどの木材を使用した樽の製造にも取り組んでおり、日本の味わいやお酒の可能性をさらに広げていきたいという想いで、樽造りに励んでいます。
そして、日本で唯一の洋樽専業製造会社として、これまで国内蒸留所のお客様とともにウイスキー造りに携わる中で、日本原産のミズナラを使用した樽で熟成されたウイスキーが、世界中で高い評価を得るようになりました。
私たち有明産業は、ウイスキーの味わいを意識しながら熟成用の樽を製造してきたからこそ、その奥深さを理解していると自負しています。
近年では、樽を中心に、海外の原酒や麦芽、酵母など、ウイスキーの味わいに関わるさまざまな要素をトータルでサポートしたいという想いから、取り扱いを始めました。
そしてこの度、お客様が全国に広がる中で、宮崎に構える都農工場に加え、よりきめ細やかなサポートの実現、今後のご要望にお応えしていくため、有明産業は北海道にて新たに樽の製造を開始するという決断をいたしました。
また、北海道では樽の製造にとどまらず、麦芽の製造にも挑戦することにいたしました。
新たなチャレンジであるため、決して容易な道のりではないと理解しています。
しかし、ウイスキー造りに欠かせない原料である麦芽の製造に取り組むことで、樽の国産化だけでなく、原料である麦芽の国産化も実現可能になります。
国産原材料100%のジャパニーズウイスキーの製造体制を整えることで、その価値向上や差別化に繋がり、将来的な発展にも寄与できるのではないかと考えております。
また、今回FiNANCiE様からこのような機会をいただき、挑戦しようと決意したのも、同じ想いによるものです。
ウイスキー製造に関わるすべての産業の発展に少しでも貢献し、未来を豊かにすることで、その先にいらっしゃるウイスキーを楽しむ方々の心を高揚させたいという願いを込めて、『We Love Whisky』プロジェクトを立ち上げました。
有明産業の取り組みを通じて、少しでも多くの方々にウイスキーの魅力を感じていただき、好きになってもらえるよう努力してまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
みんなで楽しみましょう!
■会社概要
『「価値ある一杯で人と人がつながる世界へ」、お酒造りのトータルサポート企業』
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有明産業株式会社 ロゴ
会社名 : 有明産業株式会社
代表者名 : 小田原 伸行
設立 : 1973年1月16日
本社所在地 : 京都市伏見区東菱屋町428番地の2
事業所(都農工場): 宮崎県児湯郡都農町大字川北1948-2
事業内容 : 洋樽製造、洋樽輸入、酒類・物販販売、麦芽・酵母輸入、
設備導入サポート、商品開発
電話番号 : 075-602-2233
URL : https://ariakesangyo.co.jp/
問い合わせ : info@ariakesangyo.co.jp
■株式会社フィナンシェ
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FiNANCiE ロゴ
フィナンシェ|FiNANCiE https://financie.jp/
アプリ:App Store(対応OS:iOS 15.0以上)
https://apps.apple.com/jp/app/financie/id1470196162
アプリ:Google Play(対応OS:Android 6.0以上)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.financie.ichiba
会社名 : 株式会社フィナンシェ
代表者 : 國光 宏尚
設立日 : 2019年1月
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
お問い合わせ先: https://www.corp.financie.jp/contact
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