無様なのにキラキラ輝く『ばかのハコ船』は原石のよう
ストーリーは書けない。書いても意味がない。明確な起承転結はないし山場もない(強いて言えばラスト近くでマンホールに落ちる)。でも映画だ。映画でしかありえない作品だ。その後も山下と向井は作品を量産し続けている。つまりヒットメーカーだ。撮影の近藤龍人も話題作を撮り続けている。3人の大阪芸大の同期生は、今の日本映画にとって欠かせない存在になった。
しかしよほどの映画ファンでないかぎり、この作品は見逃していると思う。ほとんど話題にならなかった。だから断言する。3人の原点がここにある。無様で単調で卑屈で不細工。そして何よりも恥ずかしい。でもキラキラ輝く原石のような映画だ。
『ばかのハコ船』(2002年)
監督/山下敦弘
出演/山本浩司、小寺智子、細江祐子、山本剛史
<本誌2020年8月11日/18日合併号掲載>
アマゾンに飛びます
2026年1月27号(1月20日発売)は「『外国人問題』徹底研究」特集。「外国人問題」は事実か錯覚か。移民/不動産/留学生/観光客/参政権/社会保障/治安――7つの争点を国際比較で大激論
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
『私は確信する』が教える「確信」することの危うさ 2025.12.24
『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画『エルカミーノ』がすごい理由 2025.12.06
ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者』にがっかり......彼のミューズをなぜ軽視? 2025.11.14
『エリン・ブロコビッチ』が描いたカリフォルニアの公害と水俣病の共通点と相違点 2025.10.09
-
東京「税務マネージャー」 世界5大会計事務所/外資クライアントメイン/フレックス・在宅勤
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
会計税務スタッフ「経験者・外資顧客」「全国どこからでもフルリモート可能/フレックス」
RSM汐留パートナーズ株式会社
- 東京都
- 年収450万円~700万円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/港区虎ノ門/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員






