- HOME
- コラム
- 欧州インサイドReport
- 「アグリビジネスのショーケース」と批判されたCOP…
「アグリビジネスのショーケース」と批判されたCOP30...アマゾン開催が「皮肉」だったワケ
「農業・食料システム」を主要な議題に乗せる
「森林破壊を本当に解決したいのなら農業・食料システムを正すことが不可欠」とECOは指摘する。
環境NGOや先住民族団体から「COP30はアグリビジネスのショーケースだ」と批判された背景にはブラジルが議長国となったことで「農業と食料」がこれまで以上に前面に出されたことがある。
ブラジル政府・関係機関は議長国の立場を利用して「熱帯農業」「アグリビジネスが気候ソリューションになりうる」というメッセージを積極的に発信した。「農業・食料システム」を主要な議題に乗せ、アグリビジネス側にとってプロモーションの場になったとの見方がある。
COP30には数百人の大規模農業ロビー・アグリビジネス関係者が参加、前回より増えたと指摘される。会場近くにアグリビジネス企業・団体主導のパビリオンが設けられ、スポンサーには大手農化(農業化学資材を扱う)企業やブラジル農業団体が名を連ねた。
先住民族の同意なしに、アマゾンで森林保護や新たな森林ファイナンスを口実に大規模農業化が進むのではないか――そんな懸念が先住民族や市民社会から上がっている。
【関連記事】
再生可能エネばかりを重視したヨーロッパがはまったエネルギー危機
中国企業が所有するザンビアの銅鉱山から「有毒」廃棄物が下流に...映像が物語る「死の川」の惨状
日本は意外にも...「世界で嫌われている国」ランキング、2位はアメリカ
アマゾンに飛びます
2026年1月20号(1月14日発売)は「総力特集:ベネズエラ攻撃」特集。深夜の精密攻撃で反撃を無力化しマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ大統領の本当の狙いは?
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
「ならず者国家」への道なのか...トランプ、国連気候変動条約など66機関から一斉脱退 2026.01.08
70%の大学生が「孤独」、問題は高齢者より深刻...物価高とスマホ依存が奪う「つながり」 2025.12.19






