日本とASEANの複雑な50年
近年、ASEAN諸国同士、そして中国との貿易が飛躍的に増加している。しかしASEAN諸国同士の貿易でも中国との貿易でも、米欧に輸出する製品を造るための部品や半製品の交換が多いのだ。
経済発展は中産階級の増大と民主化をもたらすのが普通だが、ASEAN諸国の多くはこの点で「中所得国の罠」にはまった状況にある。ミャンマー、タイでは軍が既得権益にしがみつき、他の国々では支配層が財閥を形成して格差を助長あるいは腐敗体質を払拭できず、近代化一歩手前で足踏みを続ける。
10カ国で構成するASEANは、いつも一つにまとまっているわけではない。大国の間で二股をかける外交をやめるわけでもない。しかし政治・経済・軍事、あらゆる面で真剣に付き合っていくべき相手ではある。この地域で大きなネットワークと資力を持つ華僑、印僑も含めて、だ。
高市日本は気を付けないとトランプにはしごを外される 2026.01.20
トランプがいようといまいと、アメリカは「持てる者たち」のための国 2025.12.20
高市新総裁をいきなり襲う国内外の暴風雨 2025.10.18
軍事パレードの陰で進む金融危機──中国が直面する二つの試練 2025.09.10
トランプが復活させたアメリカの「ルーズベルト流」帝国主義 2025.08.30
チャットGPTに日本のポピュリズムについて聞いてみた! 2025.07.26
バンス米副大統領が信奉する新思想、「ポストリベラリズム」の正体 2025.07.11






