国家元首かアイドルか......人権なき「天皇制」の未来は
さりとて、例えば違憲の疑いがある法律に署名しないなど、天皇に実質的な権限を認める、あるいは逆に天皇制を廃止するなどの動きが起きた途端、天皇は左右に対立する諸勢力による政争の核となり、社会の分裂を起こしかねない。
天皇制を21世紀の日本社会に近いものにするには、どんなことができるだろう。大嘗祭など祭祀の改革も1つだ。実際、祭祀は時代を追って変容しており、改変をやたらタブー視するべきものではない。
さらには、全国の古墳の発掘調査を大胆に認めることで、日本史の実像を明らかにしてはどうだろうか。奈良の古墳から近年相次ぐ出土品は、古代王朝とユーラシア大陸とのつながりを余すところなく明らかにしている。日本の歴史の実像を明らかにすれば、中国や朝鮮半島に対する日本人の気持ちも、もっとおおらかなものになるはずだ。
こうしたことで社会の風通しを良くすれば、若者も天皇や天皇家に対して、神話から解放された自然な敬愛、親しみの感情を持つようになるだろう。
<本誌2019年04月02日号掲載>
※4月2日号(3月26日発売)は「英国の悪夢」特集。EU離脱延期でも希望は見えず......。ハードブレグジット(合意なき離脱)がもたらす経済的損失は予測をはるかに超える。果たしてその規模は? そしてイギリス大迷走の本当の戦犯とは?
【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>
高市日本は気を付けないとトランプにはしごを外される 2026.01.20
トランプがいようといまいと、アメリカは「持てる者たち」のための国 2025.12.20
高市新総裁をいきなり襲う国内外の暴風雨 2025.10.18
軍事パレードの陰で進む金融危機──中国が直面する二つの試練 2025.09.10
トランプが復活させたアメリカの「ルーズベルト流」帝国主義 2025.08.30
チャットGPTに日本のポピュリズムについて聞いてみた! 2025.07.26
バンス米副大統領が信奉する新思想、「ポストリベラリズム」の正体 2025.07.11
-
「東京」機械部品の国内販促企画/マネージャー 英語力活かせる ドイツ外資グローバル樹脂部
イグス株式会社
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
「税務マネージャー」 クライアントには年商10億円以上の外資系企業も
坂下国際税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
集団調理・ケータリング, 給食・社員食堂・介護・病院/その他/外資系企業のオフィス勤務のケータリングサービススタッフを募集
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社 東京都港区六本木 外資系企業オフィス
- 東京都
- 年収322万円~350万円
- 正社員
-
P&C ブローカーセールス 「外資系損害保険」
Chubb損害保険株式会社
- 東京都
- 年収900万円~1,200万円
- 正社員







