コラム

「経営陣はみな修士号や博士号を持ってます」家庭を犠牲にしてMBAを取るべき?

2022年11月08日(火)20時10分
MBA

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY GETTY IMAGES PLUS AND SPOON GRAPHICS-SLATE

<大学院に行かなければ数万ドルの節約になるのですが......>

Q:この15年間IT業界でスキルを磨いた苦労が報われ、仕事も私生活も充実しています。夫も私も転職に成功して収入が増え、毎月401k(確定拠出型年金)に上限まで拠出し投資信託を購入しても、まだ余裕があります。

でも1つ不安があります。そろそろ勤め先の幹部候補になれる年齢なのに、大卒の学歴では難しいんじゃないかと思うんです。MBA(経営学修士)の取得は何度も考えましたが、大学院に行かなければ数万ドルの節約になります。うちは子供が小さく、2人目も考えています。勉強するには家族の時間を犠牲にしなくてはなりません。

またGMAT(経済大学院入学全国共通テスト)ですぐに高得点を取る自信はなく、受験勉強の段階でさらに時間とお金の投資が必要になるかも。でも勤務先の経営陣はみな修士号や博士号を持っています。20代のうちに無理をしてでも取っておけばよかった。長期的な収入にMBAは影響しますか?

── 将来の稼ぎが気になる女

プロフィール

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育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

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