世界の森林消失防止目標達成に遅れ、農業と山火事が影響=報告書

「2025年森林宣言評価報告書」によると、世界の森林は主に農地拡大と森林火災によって消失しており、2030年までに森林減少を反転させるという世界目標の達成が大きく遅れている。写真は9月11日、ブラジルのマラバで撮影(2025年 ロイター/Amanda Perobelli)
Alexander Villegas
[サンティアゴ 13日 ロイター] - 「2025年森林宣言評価報告書」によると、世界の森林は主に農地拡大と森林火災によって消失しており、2030年までに森林減少を反転させるという世界目標の達成が大きく遅れている。
2024年だけで英イングランド地方の面積に相当する810万ヘクタールの森林が永久に失われた。2021年の「森林・土地利用に関するグラスゴー・リーダーズ宣言」で140カ国以上が合意した目標の達成に63%遅れている。
報告書は調査組織、シンクタンク、非政府組織(NGO)、提唱団体の報告をまとめたもので、コンサルタント会社クライメート・フォーカスが発表した。
消失した森林のうち、673万ヘクタールは火災が原因で、特にアマゾン熱帯雨林が大きな打撃を被った。2024年には森林火災により約8億トンの二酸化炭素(CO2)が排出された。
報告書の筆頭著者、エリン・マトソン氏は「大規模火災が発生する年はかつて例外的だったが、今では常態化している。そしてこれらの火災は主に人為的なものだ」と述べた。
今回の評価では、過去10年間の年間森林減少の平均86%が恒久的な農業活動によるものだと判明。報告書はまた、金や石炭の採掘による影響が強まっていると指摘した。
マトソン氏は「大豆、牛肉、木材、石炭、金属などのコモディティー需要は増加し続けているが、悲劇は、その需要を満たすために森林を破壊する必要はないことだ」と述べ、4000億ドルを超える農業補助金が森林破壊を助長していると付け加えた。
同氏によると、これに対して森林保護・再生のための世界の公的支出は年間59億ドルにとどまっている。報告書は、2030年の目標を達成するには1170億―2990億ドルの資金手当てが必要になると推計した。
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