中印が首脳会談、さらなる関係改善で一致 関税巡り足並み

インドのモディ首相と中国の習近平国家主席は、31日開幕の上海協力機構(SCO)サミットに合わせ首脳会談を行った。モディ氏は中国との関係改善に尽力していると述べた。カザンで昨年10月撮影(2025年 ロイター/CHINA DAILY)
Laurie Chen
[天津(中国) 31日 ロイター] - インドのモディ首相と中国の習近平国家主席は、31日開幕の上海協力機構(SCO)サミットに合わせて首脳会談を行った。関税を巡る世界的な不確実性の中、貿易関係の改善策を協議し、両国はライバルでなく開発のパートナーだという認識で一致した。
モディ氏の訪中は7年ぶり。ロシアのプーチン大統領のほか、アジアや中東の指導者らと共に、グローバルサウスの連帯を示すSCOサミットに出席している。
トランプ米政権は27日、インドによるロシア産原油購入への対応として、インドからの輸入品に対する関税率を最大50%に引き上げる措置を発動した。アナリストは、インドと中国が西側からの圧力に足並みをそろえようとしていると指摘する。
モディ氏は習氏に、インドが中国との関係改善に尽力しているとし、約992億ドルの対中貿易赤字の削減について協議する必要があると述べた。
モディ氏の公式Xアカウントに投稿された動画によると、「われわれは相互尊重、信頼、そして思いやりに基づいて関係を発展させることに尽力している」と習氏に語った。
また、ヒマラヤ国境の係争地問題で「平和と安定」の雰囲気が生まれたとの見解も示した。国境管理に関して両国が合意に達したと明かしたが、詳細には触れなかった。この問題を巡っては2020年の軍事衝突後に対立が長期化し、中印間の協力が大半の分野で凍結された。
中国国営新華社によると、習氏は二国が互いにとって脅威ではなく、発展の機会だと語り、「国境問題が中印関係全体を決めることになってはならない」と述べた。
また、両国が互いをライバルとしてではなくパートナーとして見ることに注力すれば、関係は「安定し、広範囲に及ぶ」可能性があるとも述べた。
一方、モディ氏は20年以来中断している両国間の直行便について「再開されつつある」と述べたが、時期は明らかにしなかった。
中国は今月、王毅外相がインドを訪れ、レアアース、肥料、トンネル掘削機の輸出規制を解除することで合意した。
中国は米国の対印関税引き上げに反対しており、徐飛洪・駐インド大使は「インドと共に断固として立ち上がる」と述べていた。
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