韓国企画財政相と通商交渉本部長、25日に米で2プラス2協議

7月22日、韓国の具潤哲企画財政相は、産業通商資源省の呂翰九通商交渉本部長と25日に米国で「2プラス2」の通商協議を行い、関税について議論すると明らかにした。南部ピョンテク市の港で4月撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)
Jihoon Lee
[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の具潤哲企画財政相は22日、産業通商資源省の呂翰九通商交渉本部長と25日に米首都ワシントンで「2プラス2」の通商協議を行い、関税について議論すると明らかにした。
趙顕外相と金正官産業通商資源相も、通商協議のため、早ければ今週中にも訪米するという。
具氏は21日に企画財政相に就任したばかり。これら4人の高官は6月に就任した李在明大統領の下で、新たなチームを構成する。
韓国は政治的混乱により、トランプ米大統領の関税政策への対応が遅れた。
具氏によると、同氏と呂翰九氏は米国の要請を受け、25日にベセント財務長官とグリア通商代表部(USTR)代表と会談する。
具氏は「国益と実用主義の観点から議論を行ってきた。出発まで綿密な戦略を準備するために最善を尽くす」と述べた。トランプ氏の相互関税導入が予定される8月1日の期限の延長を望んでいるかどうかについては言及しなかった。
呂氏は米国との製造パートナーシップ構築を協議のベースにしたいと述べた。