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金価格、第3四半期は3100─3500ドルで推移 中東情勢緩和などで=シティ

2025年07月01日(火)02時58分

米金融大手シティは30日付リポートで、金価格は第3・四半期に落ち着き、1オンス=3100─3500ドルで推移するとの予想を明らかにした。写真は3月、インド・ムンバイで撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)

6月30日(ロイター) - 米金融大手シティは30日付リポートで、金価格は第3・四半期に落ち着き、1オンス=3100─3500ドルで推移するとの予想を明らかにした。中東の地政学的緊張緩和と世界経済の成長見通しの改善を背景とした。

同行は、金市場における供給不足は第3・四半期にピークを迎え、その後は、投資需要の低下を背景に、根本的に市場が弱まると予想。2026年後半までに金価格は1オンス=2500─2700ドルまで下落するとした。

シティはメモで価格の調整局面は続くと予想しているとした上で「金価格は4月終盤にすでに1オンス=3500ドルの高値を記録していた可能性があるとの見方を強調する」とし、金市場の供給不足は間もなく、もしくはすでにピークに達しているとの認識を示した。

16日付のノートによると、シティは0─3カ月の目標価格を3500ドルから3300ドルに、6─12カ月の目標価格を3000ドルから2800ドルに下方修正した。

ロイター
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