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訂正-独製造業PMI、6月49に改善 新規受注が好調

2025年07月01日(火)18時09分

 S&Pグローバルがまとめた6月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.0で、5月の48.3から上昇し2022年8月以来の高水準となった。写真はドイツの国会議事堂の建物の間の橋。2022年4月、ベルリンで撮影(2025年 ロイター/Lisi Niesner)

(1段落目の「総合」を「製造業」に訂正します)

[ベルリン 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のドイツのHCOB製造業(訂正)購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.0で、5月の48.3から上昇し2022年8月以来の高水準となった。国内、海外ともに需要が増加した。

新規受注は特に海外からが好調で、中国、欧州、米国の需要が旺盛だった。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、関税引き上げを前にした米国だけでなく国内の需要にも回復の兆しが見られたことが「心強い」と述べた。ただ雇用削減が加速しており、回復の力強さには疑問符がつくと指摘した。

雇用は過去4カ月で最大の落ち込みとなった。設備稼働率の低下や生産性向上の取り組みが背景。

事業の見通しは22年2月以来の水準に改善。政府の投資計画や景気を巡り楽観的な見方が広がっている。

デラルビア氏は、PMIは上向きで節目超えが目前だと指摘した。

ロイター
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