日経平均は続伸、日銀総裁会見控え様子見ムードも
2025年1月、東京証券取引所で撮影。 REUTERS/Issei Kato
[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比157円98銭高の5万3846円87銭で取引を終えた。引け後に植田和男日銀総裁の会見を控え、様子見姿勢が広がり、相場に明確な方向感はみられなかった。主力株は高安まちまちだった。
日経平均は209円高で寄り付き、ほどなくしてマイナス圏に沈んだが、再びプラス圏に浮上。後場では日銀会合の結果発表を受けて、361円高の5万4050円84銭まで上昇する場面もみられたが、次第に様子見ムードが広がり、プラス圏とマイナス圏を行き来する展開となった。
日銀は22、23日の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コールレート翌日物の誘導目標を0.75%で据え置くことを賛成8対反対1で決めた。経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、2026年度の実質国内総生産(GDP)と生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)の見通しを引き上げた。
市場では、高田創審議委員が連続利上げを主張したことや、日銀が見通しを引き上げたことが注目された。大和証券の津田遼太シニアストラテジストは「あまりにも市場予想通りの内容となると、ドル高/円安に拍車がかかる可能性があるため、それに対するけん制なのではないか」とみている。
TOPIXは0.37%高の3629.7ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.37%高の1870.34ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆3929億2200万円だった。
東証33業種では、値上がりがその他製品、医薬品、銀行、繊維製品など22業種、値下がりは鉄鋼、海運など11業種だった。
主力株では、アドバンテストが3%近く上昇したほか、中外製薬が4%超高。コナミグループ、任天堂も3─4%超高としっかりだった。半面、レーザーテックは5%超安、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンは1%超安とさえなかった。
そのほか個別では、東京製鉄が後場急落し、6%超安で東証プライム市場の値下がり率トップだった。取引時間中に業績予想の下方修正が公表され、嫌気された。
レアアース関連銘柄と目される東洋エンジニアリングはストップ高買い気配、東邦亜鉛、第一稀元素化学工業は6─7%超高だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.82%高の728.89ポイントと、4営業日ぶりに反発した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが923銘柄(57%)、値下がりが609銘柄(38%)、変わらずは69銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 53846. +157.98 53898. 53,603.68─54,0
87 45 50.84
TOPIX 3629.7 +13.32 3634.4 3,621.46─3,648
0 8 .66
プライム市場指数 1870.3 +6.96 1871.2 1,866.22─1,879
4 5 .92
スタンダード市場指数 1640.6 +8.45 1635.2 1,632.81─1,646
6 4 .33
グロース市場指数 952.03 +16.65 938.49 934.31─955.48
グロース250指数 728.89 +13.02 718.18 714.81─732.47
東証出来高(万株) 209616 東証売買代金(億円) 63929.
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