ニュース速報
ビジネス

英総合PMI、1月速報53.9 24年4月以来の高水準

2026年01月23日(金)19時11分

2025年12月、英国ロンドンで撮影。REUTERS/Isabel Infantes

[‍23日 ロイター] - 英国‌企業の景況感は1月、2024年4月以来の大幅な改善を示した。一方で、インフレ圧力の高まり‌や雇用悪化も浮き​彫りとなり、金融政策を巡る不透明感が強まる内容となった。

23日に公表された調査で明らかになった。

S&Pグローバルがまとめた英国の総合購買担当者景気指数‌(PMI)は53.9となり、12月の51.4から大きく上昇した。キア・スターマー首相率いる労働党政権の発足以降で最も高い水準となった。

ロイターが実施したエコノミスト調査では51.5が予想されており、今回の結果は全ての予測を上回った。

S&Pグローバルは、今回の調査結果が示す四半期ベースの経済成長率が​約0.4%に相当すると分析している。

回⁠復はサービス業が主導したが、製造業も24年8月‍以来の好調となった。受注は約4年ぶりの速いペースで拡大した。

S&Pグローバルのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「英国企業は1月に入り一‍段とギアを上げ、最近の地政学的緊張にも‍かか‌わらず、底堅さを示した」と述べた。

PMI‍によると、サービス業の雇用は1月に減少ペースを速めた一方、販売価格の上昇率は9カ月ぶりの高水準に達した。

ウィリアムソン氏は「人件費の高止まりが販売価格引き上げの主⁠因として再び広く指摘されており、英中銀の目標を上回る水準で物価圧力が強まって⁠いる兆しがうかがえる」と‍述べた。

サービス業のPMIは54.3と、12月の51.4から上昇し、24年4月以来の高水準となった。企業の楽観度​は24年9月以来の高水準となった。

製造業PMIは前月から1ポイント上昇し51.6と、24年8月以来の高水準を記録した。輸出受注は約4年ぶりに増加に転じた。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

シティ、3月も人員削減へ 1月の1000人削減後=

ビジネス

ユーロ圏総合PMI、1月速報値51.5で横ばい 価

ビジネス

グリーン英中銀委員、インフレ圧力や賃金上昇指標を依

ビジネス

米ITA支援の外国政府調達契約、25年は前年比3倍
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 8
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中