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移民問題

コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優秀な移民が日本に集まりやすいワケ

JAPAN’S OPEN SECRET

2026年1月22日(木)10時05分
小暮聡子、深田莉映(ともに本誌記者)
トルコなどからやって来てベルリンの工場で働く労働者

ドイツの「ゲストワーカー・プログラム」でトルコなどからやって来てベルリンの工場で働く労働者(1966年) KONRAD GIEHRーPICTURE ALLIANCE/GETTY IMAGES

<移民政策を推進している先進国もあるが、それらと比較しても日本の移民政策はよくできているのかも>

※この記事は中編です。前編は以下リンクからご覧ください。
前編:日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放的な「移民国家ニッポン」の知られざる実態

──著書にはカナダが日本と比較されやすいとあるが、なぜカナダが比較対象になるのか。

カナダは、植民地を持たなかった点が大きい。ドイツも植民地はなかったが、戦後にゲストワーカー・プログラム(期限付きの外国人労働者受け入れ)を通じて、事実上トルコなどを勢力圏に置き、植民地型に近い受け入れをした。一方でカナダは、そうしたゲストワーカー政策を経ず、植民地も持たなかった。そのため、経済的な理由に基づいて人を受け入れることに特化しやすかった。

【動画】日本に訪れる新たな移民時代...その内情とは?

地理的条件も重要だ。アメリカの北に位置し、他国と陸続きの国境が少ない。南から大量に人が流入する状況でもなく、管理しやすい「島国的」な条件を持っている。就労目的で、必要に応じて人を受け入れるという点で、日本と客観的な条件がよく似ている。


──オーストラリアはどうか。ワーキングホリデーの人たちを純粋な労働力としてカウントしていて、技能実習生に似ているようにも思えるが。

技能実習生よりも、さらに純粋に労働力として扱われている面がある。植民地を持たず、地理的に孤立している点ではカナダに近い。

もともと面積に対して人口が少なく、少子高齢化以前から人口不足という課題を抱えてきた。(非白人の移民を制限した)白豪主義を取っていた歴史もあり、短期で受け入れ、働いてもらい、帰ってもらうという発想が強い。

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