米デル10%安、AI最適化サーバーのコスト高騰や競争激化に懸念

米デル・テクノロジーズの株価が、午前の取引で約10%下落している。19日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Shashwat Chauhan Akash Sriram
[29日 ロイター] - 米デル・テクノロジーズの株価が、午前の取引で約10%下落している。人工知能(AI)最適化サーバーの高い製造コストと競争の激化が、AIインフラに対する強気な需要予測に影を落としている。
JPモルガンのアナリストはメモで、デルは利益率の維持よりもAIサーバーの受注履行を優先したと指摘。サプライチェーン(供給網)の混乱と早期出荷に伴う追加コストが、競争的な価格戦略による利益の圧迫に拍車をかけたと述べた。
それでも、デルは通年の出荷見通しを200億ドルと、当初の150億ドルから引き上げた。米実業家イーロン・マスク氏のAI新興企業xAIや、AIクラウドのコアウィーブなど顧客からの好調な受注が背景にある。
デルは28日に発表した2026年度(25年2月―26年1月)通期決算の売上高見通しを1050億―1090億ドルとし、従来の1010億―1050億ドルから上方修正している。