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午前の日経平均は反落、手掛かり難で小動き 個別物色は活発

2025年08月29日(金)11時55分

 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比185円82銭安の4万2642円97銭となった。1月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Hiroko Hamada

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比185円82銭安の4万2642円97銭となった。注目されていた米半導体大手エヌビディアの決算を通過し、材料難で小動きの展開が継続した。指数はマイナス圏で一進一退だったが、材料が出た銘柄を物色する動きもみられた。

日経平均は前営業日比54円安と小幅安でスタートした後、前場前半に一時217円安の4万2611円31銭まで下落した。前日の取引時間中に比べてドル/円が円高方向に振れていることや、7月の鉱工業生産指数速報が前月比1.6%低下し、ロイターがまとめた民間予測の1.0%低下を下回ったことも重しとなった。

ただ、売りがどんどん強まる展開にはならず、取引一巡後は4万2600円台でのもみ合いが続いた。

市場では「月末と週末が重なり、基本的にはポジション調整が中心。ただ、エヌビディアの決算ではAI(人工知能)需要の堅調さが確認されて安心感もあり、水準を一段と下げる動きにはなっていない」(フィリップ証券 アナリスト 笹木和弘氏)との声が聞かれた。目先は材料待ちのムードとなりやすいものの、「海外勢の買いが続いていることなど需給環境は悪くなく、底堅さは維持しそうだ」(笹木氏)という。

TOPIXは0.51%安の3073.95ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆0408億2800万円だった。東証33業種では、非鉄金属、パルプ・紙、卸売など5業種が値上がり。小売、電気・ガス、保険など28業種は値下がりした。

個別では、電通グループが8%超高となり、プライム市場の値上がり率第2位に入った。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が28日、同社が海外事業の売却を検討していると報じ、材料視された。

一方、ゼンショーホールディングスは2%超安。傘下のすき家が28日、商品の値下げを発表したことが嫌気された。外食関連株は軒並み下落し、吉野家ホールディングスが5%超安、ハイデイ日高が3%超安となった。

指数寄与度の高いソフトバンクグループは小幅高、ファーストリテイリングは1%超安、アドバンテストは小幅安だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり611銘柄(37%)に対し、値下がりが933銘柄(57%)、変わらずが74銘柄(4%)だった。

ロイター
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