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NY外為市場=ドル上昇、週間では下落へ ハト派のFRB人事で

2025年08月09日(土)06時22分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。ただ、一連の経済指標の悪化やトランプ大統領が連邦準備理事会(FRB)理事にハト派の人物を指名したことなどを背景に、週間では下落の見通しとなった。

ドルは先週発表された予想を下回る雇用統計以降、下落基調にある。住宅市場やサービス部門のデータも、経済減速を示唆している。

トランプ大統領は7日、ミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を空席となるFRB理事に指名すると発表。任期は2026年1月末までと暫定的な役割であっても、トランプ氏が金融緩和を追求する上で、より直接的な道を開く可能性がある。またブルームバーグは7日、FRBのパウエル議長の後任として、ウォラーFRB理事が最有力候補に浮上していると報じた。

スコシアバンクのストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「これで連邦公開市場委員会(FOMC)は、利下げにより積極的な人物で構成されることになる」と指摘。その上で「FRBは、市場の予想よりも少し早いペースで利下げに舵を切っているという印象を受ける」と述べた。

市場は9月のFOMCで利下げが行われる確率は89%とみており、年内に計58ベーシスポイント(bp)の利下げが実施されるとの見方を織り込んでいる。

主要通貨に対するドル指数は0.21%上昇の98.19。ただ、週間では約0.5%の下落となる見込み。

ドル/円は0.41%高の147.71円。日銀が7月30─31日に開いた金融政策決定会合では、「早ければ年内にも様子見モードが解除できるかもしれない」との意見が出されていたことが明らかになった。

ユーロは0.09%安の1.1655ドル。

ポンドは0.06%高の1.3451ドル。取引序盤で一時、2週間ぶりの高値1.3458ドルを付けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.70%安の11万6429ドルとなった。

ドル/円 NY終値 147.72/147.73

始値 147.80

高値 147.90

安値 147.64

ユーロ/ドル NY終値 1.1639/1.1641

始値 1.1635

高値 1.1667

安値 1.1636

ロイター
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