モディ印首相、中国との「関係改善に尽力」 習主席と首脳会談

インドのモディ首相と中国の習近平国家主席は、31日開幕の上海協力機構(SCO)サミットに合わせ首脳会談を行った。モディ氏は中国との関係改善に尽力していると述べた。カザンで昨年10月撮影(2025年 ロイター/CHINA DAILY)
Laurie Chen
[天津(中国) 31日 ロイター] - インドのモディ首相と中国の習近平国家主席は、31日開幕の上海協力機構(SCO)サミットに合わせ首脳会談を行った。モディ氏は中国との関係改善に尽力していると述べた。
モディ氏の訪中は7年ぶり。ロシアのプーチン大統領のほか、アジアや中東の指導者らと共に、グローバルサウスの連帯を示すSCOサミットに出席する。
モディ氏の公式Xアカウントに投稿された動画によると、「われわれは相互尊重、信頼、そして思いやりに基づいて関係を発展させることに尽力している」と習氏に語った。
モディ氏は、ヒマラヤ国境の係争地問題で「平和と安定」の雰囲気が生まれたと述べた。また国境管理に関して両国が合意に達したと明かしたが、詳細には触れなかった。この問題を巡っては2020年の軍事衝突後に対立が長期化し、中印間の協力が大半の分野で凍結された。
モディ氏は20年以来中断している両国間の直行便についても「再開されつつある」と述べたが、時期は明らかにしなかった。
中国は今月、王毅外相がインドを訪れ、レアアース、肥料、トンネル掘削機の輸出規制を解除することで合意した。
中国は米国の対印関税引き上げに反対しており、徐飛洪・駐インド大使は「インドと共に断固として立ち上がる」と述べていた。