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ネットフリックス、「イカゲーム」で四半期好調 通期売上高見通し引き上げ

2025年07月18日(金)06時23分

米動画配信サービス大手ネットフリックスが17日発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。韓国・ソウルで6月撮影(2025年 ロイター/Kim Soo-hyeon)

[ロサンゼルス 17日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックスが17日発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。韓国ドラマ「イカゲーム」最終シーズンの人気が追い風となった。通期売上高見通しも上方修正した。

2025年の売上高見通しは448億─452億ドルとし、従来見通しの445億ドルから引き上げた。上方修正はドル安のほか、加入者数と広告売上高の堅調な増加を反映しているとした。

第2・四半期の希薄化後の1株当たり利益は7.19ドルと、LSEGがまとめた市場予想の7.08ドルを上回った。

純利益は31億ドルと、予想の30億6000万ドルをやや上回った。売上高は110億8000万ドル。予想の110億7000万ドルを上回った。

ネットフリックスは今年から四半期ごとの新規加入者数の公表を停止し、代わりに業績の指標として利益に注目するよう投資家に呼び掛けている。第2・四半期の加入者数については、伸びは予想を上回ったものの、終盤に伸びたため、売上高への影響は限定的だったとした。

決算発表を受け、ネットフリックスの株価は時間外取引で約1%下落した。

ロイター
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