米ウェイモ、テキサス州都でサービス地域拡大 ロボタク競争過熱

米グーグル親会社アルファベット傘下で自動運転事業を行うウェイモは１７日、テキサス州の州都オースティンでのサービス地域を従来の３７平方マイルから９０平方マイルに拡大すると発表した。写真は５月１２日、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影（２０２５年　ロイター/Kylie Cooper）

[１７日 ロイター] - 米グーグル親会社アルファベット傘下で自動運転事業を行うウェイモは１７日、テキサス州の州都オースティンでのサービス地域を従来の３７平方マイルから９０平方マイルに拡大すると発表した。電気自動車（ＥＶ）大手テスラといったライバルとのロボタクシー（自動運転タクシー）競争が過熱する中、同州都でのトップの座を守ろうとしている。

オースティンでウーバーのプラットフォームに１００台以上の車両を導入しているウェイモは、今後はクレストビュー、ウィンザーパーク、サンセットバレー、フランクリンパークといった新たな地域をカバーするという。

ウェイモは、サンフランシスコやその他のベイエリア都市、ロサンゼルス、フェニックス、アトランタなどに約１５００台の車両を展開。「オースティンは依然として国内で最も急速に成長している都市の一つであり、オースティンと共に成長するため役割を果たしていきたい」としている。