京セラ株主総会、山口会長は63.84％、谷本社長69.83％の賛成率

Ritsuko Shimizu

［東京　３０日　ロイター］ - 京セラが２６日開いた株主総会で再任が可決された山口悟郎会長と谷本秀夫社長の取締役再任案への賛成割合はそれぞれ６３．８４％、６９．８３％だったことが３０日、分かった。京セラが関東財務局に臨時報告書を提出した。

香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントは、業績低迷の責任は経営トップにあるとして、山口会長と谷本社長の取締役再任に反対を表明していた。

山口氏と谷本氏の取締役選任が諮られたのは２０２３年以来。２３年の賛成率は山口氏が６５．９５％、谷本氏が６４．８０％だった。今回も両名の賛成率は６０％台と低い水準にとどまった。