ブラックロックCEO「近く退任の予定なし」 後継者巡る臆測過熱

米資産運用会社ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は12日、近いうちに社を離れる予定はないと語った。写真はNY証券取引所で4月撮影。(2025年 ロイター/Brendan McDermid/ File Photo)
[12日 ロイター] - 米資産運用会社ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は12日、近いうちに社を離れる予定はないと語った。
ブラックロックでは近年、何人かの幹部らが退社している。しかし、フィンク氏は同社が強いリーダーシップを持ったチームだと強調した。
一連の幹部退社で、フィンク氏の最終的な後継者に関する臆測が過熱している。
フィンク氏は、ロブ・カピト社長や自身にとって、次世代のリーダーを育成することが最重要課題だと説明。
「傘下のグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズ(GIP)やプレキン、HPSインベストメント・パートナーズの同僚も素晴らしいリーダーになると思う」と語った。
ブラックロックは2024年、250億ドル(約3兆5760億円)でGIPとHPS、32億ドル(約4637億円)でプレキンを買収した。