諜報活動における「大惨事」──気球騒動を必要以上に炎上させた米中両国の「間抜け」
加えて、アメリカで気球騒動がニュースの話題をさらっている最中に、さらに3つの飛行物体がアメリカとカナダの上空に姿を現した。米軍はこれらも撃墜した。
最初に確認された気球が偵察気球だったことはほぼ間違いないと言えそうだ。米政府当局者は、この気球が「偵察用だと分かっている」と公式に述べている。
諜報関連の問題で米政府当局者がこのような表現を用いるのは、その主張を裏付ける材料を持っている場合だけだ。
実際、中国軍当局は、気球による情報収集プログラムの開発について公式の文書で記していた。電子監視作戦を担う中国人民解放軍の「戦略支援部隊」は、2017~18年以降、情報収集目的の気球を運用している。
ただし、一国の政府が常に一枚岩で行動するわけではない。戦略支援部隊は、自分たちの任務にしか目が行かず、リスクに鈍感で、アメリカとの緊張緩和を模索していた政府上層部との連携が不十分だったために、今回のような行動を取ったのだろう。
私はCIA時代に、このような政府内の連携不足をたびたび目の当たりにしてきた。その結果として起きる事態は、CIAでは諜報活動における「大惨事」と呼ばれる。
今回の気球騒動で言えば、ただでさえ冷戦状態とも言われた2国間の関係が一層悪化してしまった。私が少なくとも言えるのは、いま中国の戦略支援部隊のトップでなくてよかった、ということだ。
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