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中国が月の新鉱物「嫦娥石」を発見 新種認定のプロセスと「月の石」の歴史
今回の嫦娥5号の月の石は、ルナ24号(76年)以来46年ぶりの持ち帰り成功でした。その間、地球外で着陸しての試料持ち帰りは、日本の探査機「はやぶさ」が10年6月に小惑星イトカワで成功しています。さらに20年12月にも、「はやぶさ2」が小惑星リュウグウで成功しました。
残念ながら、日本は月の石の持ち帰り成功国には名を連ねていません。日本の月探査は、07年に「かぐや」が周回調査に成功しています。数度の延期を経て今月中にも1号機が打ち上げられる見込みの有人月探査プロジェクト「アルテミス計画」には、日本も参画しています。早ければ24年には月着陸と試料持ち帰りが行われる予定です。
日本と月の石の関わりと言えば、70年の大阪万博で展示されたことが有名です。約6400万人が来場した同イベントでは、アポロ12号が1969年11月に持ち帰った約1キロの月の石の実物を一目見ようと、アメリカ館には毎日数時間待ちの列が形成されました。
現在は、東京の国立科学博物館にアポロ11号と17号が採取した月の石、スペースLABO(北九州市科学館)にはアポロ12号が採取した月の石が常設展示されています。月関係のニュースが増えている昨今、月の一部の実物を見れば、もっと身近に感じられるかもしれません。

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