コラム
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

茜 灯里

作家・科学ジャーナリスト。青山学院大学客員准教授。博士(理学)・獣医師。東京大学理学部地球惑星物理学科、同農学部獣医学専修卒業、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。朝日新聞記者、大学教員などを経て第24回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。小説に『馬疫』(2021 年、光文社)、ノンフィクションに『地球にじいろ図鑑』(2023年、化学同人)、ニューズウィーク日本版ウェブの本連載をまとめた『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(2023年、集英社インターナショナル)がある。分担執筆に『ニュートリノ』(2003 年、東京大学出版会)、『科学ジャーナリストの手法』(2007 年、化学同人)、『AIとSF2』(2024年、早川書房)など。

サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

「悩んでる時もとりあえず頑張っておく」 油井亀美也宇宙飛行士に聞いた、若き日の苦悩と自分の選択を正解にする秘訣

<若い頃には、宇宙飛行士に憧れながらも経済的事情から防衛大学校に進んだことで「夢が壊れちゃった」と落ち込んだという。その悩みはどう乗り越えら

2025.06.12
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

「この名前を与えてもらって感謝」油井亀美也宇宙飛行士に聞いた、「亀」の支えと利他の原点

<自衛隊から宇宙飛行士に転身し、守りたいものの対象が広がったという油井亀美也宇宙飛行士。子供の頃は理解に苦しんだという名前の「亀」の字のこと

2025.06.10
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

メートルやキログラムが「普遍的な基準」になった日...7つのキーワードで学ぶ「メートル条約締結150周年と基本単位」

<時代や国、地域によってバラバラだった長さや重さの計量単位を国際的に統一するために「メートル条約」が締結されて5月20日で150年に。メート

2025.05.20
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

昆虫界でも「イクメン」はモテる! アピールのために「赤の他人の卵」の世話すらいとわず

<「良いイクメンになりそう」と思われるために必死なのは昆虫も同じ? 日本や東アジアに分布するコオイムシの世界では「卵を背負っているオスは背負

2025.05.17
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

7つのキーワードで学ぶ「プラネタリーディフェンス」 天体衝突から地球を守る活動、その「これまでの成果」とは?

<JAXAが「地球防衛」と呼ぶこの活動は「れっきとした現実のミッション」であり、最もホットな最新科学トピックだ。その概要、成果、そして最新の

2025.05.02
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

「腸は第2の脳」説に有力な証拠? 「ウンチする・しない」が認知効率に影響を与えていることが明らかに

<認知能力を競技でフルに使うトライアスロン選手を被験者とした台北市立大学の実験で、排便の有無と認知能力の関係について驚くべき結果が導き出され

2025.04.11
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

地球の自転で発電する方法が実証される──「究極のクリーンエネルギー」実用化の可能性は?

<近代科学発展の過程で何度も議論されてきた「自転エネルギー発電」。「電気の父」ファラデーが不可能と結論付けた課題に、現代の科学者たちが新たな

2025.04.04
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

大西卓哉宇宙飛行士「きれいごとではなく、僕らのリアルを知ってほしい」【独自インタビュー】

<米国出発前の大西卓哉さんに聞いた、宇宙開発におけるAIの役割、民間の勢い、自身の強み、惑星探査時代への思い、子供たちに伝えたいこと> JA

2025.03.14
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

2度目の宇宙、日本人3人目のISS船長へ...大西卓哉宇宙飛行士に聞いた、前回フライトとの意識の違い

<前回は初めてのフライトで「確実性」を重視し、2度目の今回は「マルチタスクにチャレンジしたい」と語る大西さん。宇宙飛行士を目指すきっかけとな

2025.03.12
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世界初、イギリスで「イヌ用培養肉」販売開始 開発経緯と、事前アンケートの「意外な結果」とは?

<「培養肉」と日本で広まりつつある「代替肉」とはどう違うのか。将来的には猫用も? 培養肉ペットフードについて概観する> 2025年2月、世界

2025.02.28
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特集:トランプvsイラン
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2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

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