海外で高く評価される日本の「ボロ布」文化...家電にもその精神を生かすべき
「修理する権利」を知る日本人は1割未満
つまり米欧では、ファッションだけでなく電化製品の業界でも「修理の復権」とも言うべき変化が起こっている。だが残念なことに日本では、ボロ布という伝統文化があるというのに、これといった政策上の動きはまだ見られない。
最近のある調査によれば、「修理する権利」について知っている日本人は1割もいないし、家電を自分で修理した経験がない人は回答者全体の約6割にも及ぶ。ただ、関心がないわけでもない。「修理する権利」について、日本での発展を期待する人もまた6割に達している。これは欧州市民の考えにまあまあ近い。日本でも変化が起こる素地は整っているはず。
どう転んでも、着物を分解して、その切り端から新しい衣服をどんどん作る雪国のおばあちゃんたちにはかなわないが、その精神は大切にしたい。身の回りの物を修理するかしないかは、それぞれが決めればいい。ただ、それは権利の確保から始まる話。そろそろ日本でも「修理する権利」が確立されてもよくない?
トニー・ラズロ
TONY LÁSZLÓ
1960年、米ニュージャージー州生まれ。1985年から日本を拠点にジャーナリスト、講師として活動。コミックエッセー『ダーリンは外国人』(小栗左多里&トニー・ラズロ)の主人公。
アマゾンに飛びます
2026年3月17号(3月10日発売)は「教養としてのミュージカル入門」特集。社会と時代を鮮烈に描き出すポリティカルな作品の魅力[PLUS]山崎育三郎ロングインタビュー
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと 2026.03.10
「最強者」でなければやられっ放し? 強権全盛のトランプ時代に日本がすべきこと 2026.02.28
海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由...「落葉帰根」派も「落地生根」派も 2026.02.19
台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか 2026.02.07
日本でバズり続ける快進撃...韓国コスメ人気に潜む本当の理由は? 2026.02.07
政治家の発言から考える...世界は粗悪さに向けて走っている 2026.02.06
高市政権は外国人受け入れを進めつつ、その政策の前提が「外国人は危険」なのが残念 2026.02.06
-
外資系製薬企業におけるメディカルライティング業務担当/未経験可・賞与最大4ヶ月・年休126日
株式会社ワールドインテック
- 東京都
- 月給21万円~51万3,000円
- 正社員
-
週3在宅・フレックス・フィールドセールス エッセンシャルオイル外資系企業
ヤング・リビング・ジャパン・インク
- 東京都
- 月給45万8,333円
- 正社員
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/港区虎ノ門/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
経験者募集 DX未経験OK・社内SE 業務改善に挑戦 世界屈指の外資系
アデコ株式会社
- 東京都
- 月給37万5,000円
- 正社員






