聾者の高校生・奥田桂世さんの「聾者は障害者か?」に、日本社会はどう答える?
奥田さんは以下のようにも書いている。「もしも、健聴者が生きる社会と聾者が生きる社会にはっきりとした境界があり、お互いに関わりを持たなかったら、社会で言われる『聴覚障害者』は全員、自分のことを『障害者』だと思わず、『聾者』という普通の人間として生きていたのではないだろうか」
人間の社会は、耳の聞こえる人中心で動いている。その中で、聾者はマイノリティーとして、絶えず多数派である健聴者に合わせて、いろいろな工夫をして生活せざるを得ない。仕方のない話だろうけれど、簡単なことではなさそう。
だから、たまに健聴者たちも、手話の使える飲食店などに足を延ばしてもらいたい。聾文化に自分を合わせてみるのだ。それが東京の多様性をより豊かにすることにつながるだろう。少なくとも、彼らを障害者ではなく、単にある特徴を持った人として見ることができるようになるはずだ。
トニー・ラズロ
TONY LÁSZLÓ
1960年、米ニュージャージー州生まれ。1985年から日本を拠点にジャーナリスト、講師として活動。コミックエッセー『ダーリンは外国人』(小栗左多里&トニー・ラズロ)の主人公。
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