ハメネイ死亡で幕を開けた「ポスト・ハメネイ」争奪戦...イラン次期最高指導者の座は誰の手に?

Who Could Lead Iran After Khamenei’s Death? Reza Pahlavi Makes His Case

2026年3月3日(火)16時15分
トム・オコナー

パーレビのライバルとは

パーレビ以外の反対勢力の中で最も活発な勢力の一つが、反体制組織モジャーヘディーネ・ハルクが率いるイラン国民抵抗評議会だ。マルヤム・ラジャビが率いる同組織は、旧王制と現体制の両方に対する極左的武装闘争の長い歴史を持つ。1980年代の両国戦争では当時のイラク大統領サダム・フセインと協力したこともある。

現在のモジャーヘディーネ・ハルクはマルクス・レーニン主義的傾向を捨て、国家機密を暴露し、現体制崩壊後の民主化を主導し得る強固な組織網を備えていると自認している。


ラジャビはアメリカとイスラエルによる攻撃開始直後、民主化のための10項目からなる計画を発表した。この綱領は、現体制の解体に加え、普通選挙、政治的多元主義、言論・集会・報道・宗教の自由を含む完全な市民的自由に基づく世俗的民主共和国の樹立を求めている。

加えて、イスラム革命防衛隊およびその他の治安・検閲機関の解体、男女平等、少数民族の自治、独立した司法制度、死刑廃止を約束し、社会的保護を伴う自由市場経済、環境再生、「平和、共存、国際および地域協力」を中心とする非核外交政策を推進するとしている。

パーレビもまた、1月初旬に自身の民主化ビジョンを示していた。さらに、3月1日のCBSニュースのインタビューにおいて、自身は「公職に立候補しない」と述べ、イランの「移行期の指導者」を目指すと語った。

「今日イラン人を結びつけているのは、共にその目標を実現するために、私たちを結びつけている四つの基本原則だ」とパーレビは述べた。

「第1に、イランの領土的一体性。第2に、民主主義の前提条件である、国家と宗教の明確な分離。イラン人は宗教独裁の下で生き、その代償を払ってきた。第3に、法の下のすべての市民の平等と個人の自由。そして最も重要なのは、第4の、将来の統治体制を国民が選び決定できるようにする民主的手続きだ」

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