ユーロ圏消費者物価、2月1.9%に加速 食品とサービスが押し上げ
ドイツ・ミュンヘンのガソリンスタンドで3日撮影 REUTERS/Ayhan Uyanik
Balazs Koranyi
[フランクフルト 3日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が3日発表したユーロ圏の2月の消費者物価指数(EU基準=HICP)は前年比上昇率が1.9%だった。食品とサービス価格が押し上げ、1月の1.7%から加速した。ただ欧州中央銀行(ECB)の目標である2%は下回った。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は2.4%。サービス価格の上昇加速で1月の2.2%を上回った。
2月も引き続きエネルギー価格が下落したが、足元では米・イスラエルによるイラン攻撃を受けて、原油価格が急伸している。JPモルガンは、北海ブレント原油のユーロ建て価格が10%上昇した場合、3カ月以内に総合インフレ率が0.11ポイント上昇すると試算した。
ソシエテ・ジェネラルは「2026─27年の総合インフレ率が依然2%未満と予想されていることから、ECBの政策対応を迫られていない」とし、「原油価格が1バレル当たり10ドルを大幅に上回る上昇が続き、持続的な二次的影響の証拠が確認された場合にのみ引き締め対応が正当化される」と述べた。





