最新記事
海洋生物

「危うくあの世に...」女性がシュノーケリング中に遭遇していた「サメより恐ろしい魚」とは? 映像にネット戦慄

Woman Goes To Connect With Nature, Almost Connects With 'Afterlife' Instead

2025年6月26日(木)15時45分
アリス・ギブス
シュノーケリング

(写真はイメージです) Benny Marty-Shutterstock

<魚雷のような形状の長い胴体と鋭い牙のような歯を持つその魚とは──>

30歳のハンナ・シャーは、自然とつながろうとメキシコ・コスメル島へやってきたののの、「危うくあの世とつながりかけた」と語る体験をした。

【動画】「逃げて」「サメより怖い...」シュノーケリング中の女性がオニカマスと至近距離で遭遇する恐怖シーン

カリブ海に浮かぶコスメル島を訪れた米セントルイス出身のシャーは、砂浜から泳ぎに出かけ、その光景を撮影することにした。

映像を見てゾッとしたのは、後になってからだった。自分のすぐそばにオニカマスが泳いでいたのだ。

「おかしなことに、動画を撮影していた時にはそれがオニカマスだったなんて知りませんでした。あとで彼に『私がシュノーケリング中に見かけた魚』の動画を見せたら、これはオニカマスだと教えてくれました」と、シャーは本誌に語った。

オニカマスはカリブ海のような熱帯や亜熱帯の海に生息する肉食魚。魚雷のような形状の長い胴体と鋭い牙のような歯を持ち、成長すると体長1.8メートル以上になることもある。

オニカマスは主にボラ、フエダイ、アジなどの小魚を捕食する。非常に稀だが、挑発されたり、スピアフィッシング中に血や動きに本能的に反応したりして人を襲うこともある。

オニカマスが生息する場所ではダイバーに対し、魚のうろこのように光って見えるジュエリーは着用しないよう呼びかけている。フロリダ自然史博物館によると、人がいきなり襲われて裂傷を負うこともある。1947年にはフロリダ州キーウェスト沖でオニカマスが原因とされる死亡例があり、1957年にもノースカロライナ州沖で1人が死亡した。

東京アメリカンクラブ
一夜限りのきらめく晩餐会──東京アメリカンクラブで過ごす、贅沢と支援の夜
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダック連日最高値、利下げ

ワールド

トランプ氏、首都ワシントン警察掌握の延長要請へ 権

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、9月利下げ観測強まる

ビジネス

今後の会合「ライブ」に、利下げ判断に一段のデータ見
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ「衝撃の物体」にSNS震撼、13歳の娘は答えを知っていた
  • 3
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が教える「長女症候群」からの抜け出し方
  • 4
    【クイズ】アメリカで最も「盗まれた車種」が判明...…
  • 5
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 6
    マスクの7年越しの夢...テスラ初の「近未来ダイナー…
  • 7
    トランプ「首都に州兵を投入する!」...ワシントンD.…
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    「ホラー映画かと...」父親のアレを顔に塗って寝てし…
  • 10
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 1
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 6
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 7
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 8
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 9
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 10
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中