膀胱結石で苦しむ犬を路上で発見...保護団体が元飼い主に送った「非難しない手紙」
Rescuers Have Message for Owner Who Dumped Sick Dog: 'In a Lot of Pain'
保護施設は、レイの元飼い主について心当たりがあるとしながらも、あえて批判ではなく「寄り添う言葉」を選んだと説明している。
「私たちはあの飼い主がなぜこの道を選んだのか、とても残念に思っています。でも、非難するのではなく、彼らや、同じように病気のペットに困っている人々にメッセージを届けたかったんです」
「私たちはペットの福祉を第一に考えていますが、それを支えるには飼い主のサポートも不可欠です。批判や攻撃的な言葉は、支援が必要なときに私たちの元へ来づらくしてしまい、結果的に『第二のレイ』を生みかねません」
米国動物虐待防止協会(ASPCA)によると、毎年約580万匹のペットがアメリカ国内のシェルターに収容されている。特に大型犬を中心に、里親が見つかるまでの滞在期間は過去5年で長期化しているという。
また、年間で約60万7000匹の引き取り動物が安楽死させられており、各シェルターでは、里親募集や避妊・去勢、行動矯正プログラムなどを通じて、安楽死率の低下に取り組んでいる。

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