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思いつきのアドリブに前言撤回...トランプ大統領、就任時「2つの演説」の違いから分かること

THE REAL INAUGURAL ADDRESS

2025年2月1日(土)16時59分
ジム・ニューウェル

トランプ節は今も健在

演説が進むにつれトランプは、就任後すぐに実行する事柄を具体的に述べ始めた。これは就任演説では異例のことだ。トランプが公言したのは、南部の国境地帯に「軍隊」を派遣することや「エネルギー非常事態」を宣言し、化石燃料を「掘りに掘りまくる」ことなど。

やや思い付き的な変更も発表した。メキシコ湾の名称をアメリカ湾にすること(これを聞いて、演台から目と鼻の先にいたヒラリー・クリントンは必死で笑いをこらえて肩を震わせていた)。アラスカ州のデナリ山を元の名称のマッキンリー山に戻すことなどだ。

ロタンダに入り切れなかった来賓のために議事堂のビジターセンターに第2会場が設けられた。こちらに集まったのはロタンダでの式典に出席した顔触れよりも「格下」の人たちだが、ロタンダの後に彼らの前で披露したのが本物の就任演説だ。


それによれば、トランプは連邦議会議事堂を襲撃し、バイデン前政権に「人質」にされた暴徒たちをたたえるなど、より「物議を醸す」内容を正規の演説に盛り込もうとしたが、J・D・バンス副大統領と妻のメラニアに止められたという。

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国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

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