最新記事
英王室

マルタ訪問中の英ソフィー妃、首相を「無視した!」と批判の声...気まずいシーンの動画が話題に

King Charles' Sister-in-Law Accused of Snub

2024年10月11日(金)18時46分
ジャック・ロイストン
英ソフィー妃がマルタ首相を無視したとして話題に

Jane Barlow/Pool via REUTERS

<握手を求めて差し伸べられた手に気づかず、遠くを見つめ続けるソフィー妃の様子を捉えた動画が批判的なコメントとともに拡散される>

英チャールズ国王の義理の妹であるソフィー妃がマルタを訪問した際、マルタの首相を「無視した」として批判されている。首相は握手をしようと手を差し出したのだが、ソフィー妃がこれに一切応じなかったのだ。動画を見ると、ソフィー妃は握手を求められていることに気付いていないようにも見えるが、SNSでは妃を批判する声も上がっている。

■【動画】英ソフィー妃がマルタ首相を「完全に無視した!」と騒動に...気まずいシーンを収めた動画が話題

チャールズ国王の弟である英エドワード王子とその妻ソフィー妃は今週、イタリアと北アフリカの間に位置する地中海の島、マルタ島を訪問。マルタの首相であるロベルト・アベラとその妻リディアから温かい歓迎を受け、4人で一緒に写真撮影に臨んだ。

だがその際にやや気まずい一幕がみられた。アベラが彼女と握手をしようと手を差し出したのに、ソフィー妃が気づかなかったようなのだ。

この瞬間を捉えた動画はX(旧ツイッター)上で拡散され、1000件以上の「いいね」がつき、これまでに11万回以上視聴されている。動画には「必見。ソフィー妃がマルタの首相を完全に無視! これがイギリス最高の外交官の態度だというなら大問題だ。彼女はあまり賢い人物ではないのでは?」という言葉が添えられている。

動画はスローモーションで、アベラがエドワード王子の反対隣にいるソフィー妃に手を伸ばして握手しようとしたものの、ソフィー妃がそれに気づかず遠くを見つめているらしい様子を映し出している。アベラがソフィー妃の気を引くために彼女の方にさらに近づき、手を差し出し続けるという気まずい時間がしばらく続いた。

ソフィー妃に悪気はなかったようだが

とはいえソフィー妃がアベラの歓迎の握手を拒もうとした訳ではなさそうで、数秒間の気まずい時間が流れた後、ソフィーは差し出された手に気づいてアベラと握手を交わした。

気まずい幕開けではあったが、エドワード王子夫妻のその後の日程は順調だったようだ。夫妻は故エリザベス女王がまだ王女だった頃に夫の故フィリップ王配と2年間暮らしていたヴィラ・グアルダマンギアを訪問した。フィリップ王配は1949年から1951年まで英海軍の士官としてマルタに駐留していた(エリザベス女王が即位したのはその後の1952年だ)。

英王室はX(旧ツイッター)の公式アカウントに次のように投稿した。「エディンバラ公爵夫妻は今週、マルタの独立60周年を祝うためにマルタを訪問しています。夫妻は第二次世界大戦中のマルタの人々の勇気を称え、ドイツ空軍やイタリア空軍からの容赦ない空襲を受けたバレッタの港に花輪を捧げました」

「その攻撃が最も激しかった時期である1942年、当時の英国王ジョージ6世はマルタの人々の抵抗、忍耐と忠誠心を称え、彼らに聖ジョージ勲章を授与しました」

ニューズウィーク日本版 AIの6原則
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年7月22日号(7月15日発売)は「AIの6原則」特集。加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」/仕事・学習で最適化する6つのルールとは


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:ドローン大量投入に活路、ロシアの攻勢に耐

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダックほぼ変わらず、トラ

ワールド

トランプ氏、ニューズ・コープやWSJ記者らを提訴 

ビジネス

IMF、世界経済見通し下振れリスク優勢 貿易摩擦が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 3
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウザーたち
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    「二次制裁」措置により「ロシアと取引継続なら大打…
  • 7
    「どの面下げて...?」ディズニーランドで遊ぶバンス…
  • 8
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 9
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 10
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中