ロシア、ウクライナの要衝ポクロフスクに向け進軍、あと12キロの集落を制圧
9月8日、ロシア国防省は8日、同国軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロフスクに向け前進し、同市から12キロ離れた集落ノボフロディウカを制圧したと発表した。写真は5日、ポクロフスク近くで攻撃の準備をするウクライナ兵(2024年 ロイター/Radio Free Europe/Radio Liberty/Serhii Nuzhnenko)
ロシア国防省は8日、同国軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロフスクに向け前進し、同市から12キロ離れた集落ノボフロディウカを制圧したと発表した。
一方、ウクライナ軍参謀本部は同日夕に、ノボフロディウカを含むポクロフスク全域での戦況について詳細な報告書を公表した。ロシアにによる進軍の試みを29回阻止し、7カ所で衝突が続いているとした。ウクライナ軍は「配置された場所を守るための措置を講じている」とした。
ウクライナ出身で親ロシア派の著名軍事ブロガー、ユーリ・ポドリャカ氏は、ロシア軍が少なくとも2カ所で、ポクロフスクまで7キロ未満の地点まで迫っていることを示す地図を投稿した。
ウクライナの軍事ブログ「ディープステート」は、ロシア軍がノボフロディウカの南東にある村を制圧したと伝えた。
ロイターは各報告について真偽を確認できていない。