台湾の電車内で、男が「ナイフを振り回す」衝撃映像...襲われた乗客たちが「果敢な反撃」でボコボコに
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10年前には台湾史上最悪の地下鉄内ナイフ殺傷事件が発生
台中市政府警察局の李文章局長は市議会に対し、ハンには精神疾患の病歴があったと述べた。当局によると、ハンは、事件時には「とても気分が悪かった」と自供したという。いまのところ動機は不明で、台中市政府警察局にコメントを求めたが、返事は得られていない。
台中市は、台湾で地下鉄が開通した5番目の都市で、開業は2021年。台中メトロは同市唯一の地下鉄だ。地下鉄を運営する台中メトロによると、市政府駅では乗客を避難させ、いまも一般の立ち入りが禁止されている。また、車内の緊急ボタンが作動しなかったという報告があり、こちらも調査中だという。
台湾の公共交通機関では、ナイフによる殺傷事件や暴力犯罪は滅多に起きず、金属探知機も設置されていない。しかし、主要な駅のほとんどでは、スタンガンと催涙スプレーを携帯した警備員がパトロールを行っている。台中市で起きたこの事件を踏まえて、首都圏で運行する「台北メトロ」も、首都圏の地下鉄駅で警戒を強化するよう指令したと発表した。
いまからちょうど10年前の2014年5月10日には、台湾史上最悪の地下鉄内ナイフ殺傷事件が起きている。混雑した地下鉄の車内で、当時21歳の男が刃物を手に乗客に襲いかかり、4人が死亡、24人が負傷した。犯人は、2年後の2016年に死刑に処せられた。
ハンの動機は不明だが、台湾メディアは、今回の傷害事件と10年前の台北メトロ殺傷事件を関連付けて報じている。警察によると、台北メトロ殺傷事件の犯人も、精神疾患の病歴があったようだ。台中市当局は、模倣犯罪の可能性も排除できないと述べた。
(翻訳:ガリレオ)

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