ロシアは20日、ウクライナ南部の港湾都市ミコライウとオデーサ(オデッサ)を3夜連続で空爆した。ウクライナ当局によると1人が死亡し少なくとも27人が負傷した。中国領事館も被害を受けたという。

また、北東部ハリコフでもロシア軍の砲撃で1人が死亡した。

    

オデーサ州のカイパー知事はオデーサにある中国領事館の窓ガラスが少なくとも1枚割れている写真を投稿した。それ以外の被害は確認されていない。

この件に関し、中国政府は現時点でコメントしていない。

ロシアは「報復攻撃」を実施したと発表。ロシアのプーチン大統領は17日、ロシア南部とクリミアを結ぶ橋が爆発により損傷したことについて、ウクライナによる「テロ行為」との見方を示し、ロシアは報復すると表明していた。

ミコライウ州のキム知事によると、市中心部の3階建て住宅が攻撃を受けた。知事は死者も出ていると書き込んでいたが、その後の投稿で詳細は明らかにしていない。

ウクライナ軍はロシアのミサイル19発のうち5発と無人機19機のうち13機を撃墜したと発表した。

キム氏はミコライウで19人が負傷し、住宅数棟が損壊したと述べた。

一方、オデーサの当局者は同市への攻撃で建物が損傷して火災が発生し、2人が病院に搬送されたと明らかにした。市外でも攻撃が報告されているという。

カイパー知事は警備員1人が死亡し、子供を含む少なくとも8人が負傷したと述べた。

ロシアは19日、黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)の履行停止に伴い、モスクワ時間20日午前0時(日本時間同日午前6時)から黒海沿岸のウクライナの港に向け航行する全ての船舶を軍事物資を運搬している可能性のある船舶と見なすと表明。同地域の港湾都市では緊張が高まっている。

20日は港湾インフラへの大きな被害は報告されていない。

[ロイター]
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